朝日文庫<br> うらんぼんの夜

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朝日文庫
うらんぼんの夜

  • 著者名:川瀬七緒【著者】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022651334

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内容説明

片田舎での暮らしをきらう高校生の奈緒は、東京から越してきた亜矢子と親しくなる。しかし、それを境に村の空気は一変し、亜矢子の口数も少なくなってしまう。疑念を抱く奈緒は、密かに彼女の自宅に忍び込もうとするが……。解説・西上心太。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

倉屋敷??

3
よそ者を嫌い閉鎖的で色々な因習が残る集落が舞台。 そこに東京からある一家が越してきて…。 ずっと何が起こるわけでもないのに不気味な雰囲気を漂わせながらいつの間にか引き込まれてた。 そしてこの結末は結構珍しい終わり方で新鮮でしたね!2024/03/15

なつの

3
川瀬さんの『よろずのことに気をつけよ』がめちゃくちゃすきなのだけど、同じ人にはぜひ読んでもらいたい。 田舎の因習✕ホラー✕ミステリがとてもいい塩梅。 主人公が好感度高く、読みやすい。2023/12/10

Steppenwolf

1
F以下 作者の作品としては不満であった.12月7日から読み始めて今日までかかってしまったことが本作の出来具合を示していると思う.舞台は福島県のどこか,しかし茨城との県境と思う.農村の高一の遠山奈緒は,村を出たいと思いながら家の手伝いなどをさせられている.そんなとき東京から美少女一家が村に移住してくる.偏狭な村人はなにかと目の敵にしようとし,奈緒はそれに反発する.村の地蔵を絡めてそのあたりを描いているものの最後まで心理的な描写を煽るだけと思った.美少女が最後に明かす事実だけが真の恐ろしいことである.2023/12/31

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