暗殺

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暗殺

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 新潮社(2024/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103381402

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内容説明

大学受験の朝、駅で射殺事件を目撃しながら通報を怠った麻紀。やがて親友の恋人として再び姿を現した犯人は職業的殺人者だった――。一方、事件を追う刑事のことみは現役大臣の秘書と交際するうち、大臣の特殊な性癖と周囲の不審な事件を知り、密かに調べを進める。殺人の構図と人間の暗部が読者を打ちのめす傑作長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

98
久々の赤川作品。でも、たくさんの人が殺されてジェットコースターみたいな展開で話が進みあっけなく終わるとこはいつものような気がして・・・・。 銃撃殺人事件を目撃した女子大生とその捜査に当たるシングルマザーの若い女性刑事の活躍を描く。 変態好色政治家とその汚点を隠すための秘書とか後援会に虫唾がはしる。そのために殺されてしまう憐れな男と女。 人間描写も文体も昭和っぽさが漂ってた。 2024/05/05

hirokun

34
星3 赤川次郎さん、今回の作品も極めて読み易い作品で、いつものユーモアはあまりありませんでしたが、推理小説として楽しく読ませてもらった。赤川さんは、私の10年ほど人生の先輩にあたりますが、相変わらず執筆活動を継続していることに敬意を表します。わたしも赤川さんに負けない様、常に好奇心を持ち続け、世の中の変化に追いついてゆきたいと思います。2024/03/08

Take@磨穿鉄靴

32
最近の赤川氏。良くも悪くも赤川氏らしい感じの作品。ターゲットは中学生位の子どもか、昔を懐かしむ層くらいか。赤川氏の作品に有りがちな元気で明るい女の子が活躍していく感じは頻繁には読まなくて良いけどたまに読むとホッとする感じ。これもその典型。ただ白昼の駅で拳銃3発撃ってたら今ならどこかで動画がアップされて話がすぐに終わりそう。なんだか平成ではなく昭和の香りすらする。★★★☆☆2024/03/28

なな

24
いつもの赤川ワールド。2024/02/27

ハルめめ

11
ン十年ぶり?と思うほどに久々の赤川さん。早朝に駅で起きた射殺事件。目撃した受験生の麻紀とシングルマザーの刑事を主軸に展開し、事件の裏に隠された醜悪な犯罪が明らかになっていく。あちこちで事件が起き人も死んでいくんだけどあまり緊張感が無い。読みやすさなど赤川さんらしいのだけれど、やっぱ軽いなって印象かな。2024/12/02

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