思考を耕すノートのつくり方 自分の知的道具を手に入れる

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思考を耕すノートのつくり方 自分の知的道具を手に入れる

  • 著者名:倉下忠憲【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • イースト・プレス(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781622668

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「ノート」が変われば「思考」が変わる。
「思考」が変われば「行動」が変わる。
「行動」が変われば「人生」が変わる。

日記・作業記録・発想メモ・思考整理・読書・研究・会議・ブレスト……
今日からできて、一生役立つ 書き方の「型(テンプレ)」を多数収録。
思考を耕し、アイデアが実るノートのつくり方がこの一冊でわかる!

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chapter 1 知的道具としてのノート
#1「頭の中だけ」は限界がある

「もっと頭が良くなりたい」という願いをお持ちではないでしょうか。
私たちの周りにはたくさんの情報があり、それを処理する必要に迫られています。問題解決、情報整理、情報発信、自己啓発、自己実現、……。日々の課題は山積みであり、情報処理に追われる毎日が続きます。よほどノーテンキな人以外は「ありのまま」で生きていくのは難しいと感じられるでしょう。そんなとき、「もっと頭が良くなりたい」という願いは切実なものになります。

しかし、その願いは簡単には実現されません。

コンピュータのようにパカッと頭を開いて新しい部品を追加するわけにもいきませんし、ネットから最新のソフトウェアをダウンロードするわけにもいきません。私たちは、私たちの頭と共に生きていくしかないのです。
しかし、まったく手の打ちようがないかというとそういうわけでもありません。「道具」が役になってくれます。道具を使うことで、頭単体では実現不可能だったことを成し遂げられるようになるのです。

力仕事ならわかりやすいでしょう。鍬、梃子、車輪、などを使えば、人の力だけでは成し遂げられないことが可能となります。大げさに言えば、そうした力道具たちは、人間の拡張をもたらすわけです。そうやって人類は、生活を拡大してきた歴史があります。
頭仕事でも同じです。たとえばそろばんや電卓は、情報を「記録」してくれているおかげで、すごく難しい計算も成し遂げられるようになります。人間の計算能力を底上げしてくれるのです。

こうした頭道具(あるいは知的道具)を使うことで、頭の「使い方」を変えることができます。もっと「うまく」頭を使っていけるようになるのです。自分の頭だけで頑張るのではなく、頭と道具の共同作業で目的を達成する。そんな風に捉えてみるとよいでしょう。

ノートもそうした頭道具のひとつと言えます。
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【目次】
はじめに
Chapter 1 知的道具としてのノート
「頭の中だけ」は限界がある/頭の使い方のサポート/気軽に、自由に使う
Chapter 2 使い方のスタイル
ノートの種類/罫線の意味/サイズと使い心地/紙質と書き心地/1冊全体の使い方/ページ全体の使い方/記述の仕方いろいろ/箇条書きの3要素/情報の外側と内側/記述を発展させる/タイムスタンプの重要性/ナンバリングの利便性/貼りつける/改造する/使うノートは1冊か分冊か/書き終えたノートの扱い/ノートを自作する/デジタルのノート
Chapter 3 書き方のスタイル
日記/作業記録/メモ(アイデアメモ)/勉強・仕事ノート/講義ノート/タスクリスト/会議・打合せノート/プロジェクトノート/発想・アイデアノート/着想ノート/着想ノートの発展/思考の整理とノート/趣味ノート/研究ノート/読書記録/成果のまとめとノート/「立ち止まる」ためのノート時間/ライフログノート/振り返りノート/頭を動かすノーティング/フリーライティング/テーマライティング/ブレインダンプノート
Chapter4 ノートQ&A
何から始めるのか/いつ見返すか/記入量の増やし方/ノートの使い分け/「やること」 の記録をどう利用するか/メモとノートの役割分担/デジタル情報との付き合い方/さまざまなノート術との付き合い方/ノートの楽しさは何か/ノートを役立たせるには/どのように保存するか/ノート運用のポイント etc.
付 録 ノートをさらに使うためのブックガイド
おわりに ノートを自由に使う

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しん

22
ノートの種類や使い方、ナンバリング、タイムスタンプ、改造、自作などの色々なノートの要素が書かれています。ノートのパーツと著者は表現していますが、この組み合わせでいろんなノートができそうです。そして、日記や作業記録、読書ノート、タスクリスト、発想ノートなど多種多様なノート術が紹介されています。幅広いノート術の本と言えます。これらを参考にして、自分自身のノートを考えるのに役立ちそうな本でした。2023/12/30

そね

6
ノート術の本を見つけるとつい手に取ってしまう。この本はノートについてのありとあらゆることが書いてあって面白かった。今までこんな書き方でもいいのかな?と不安になりながら書いていたノートが、この本を読んだらいくつかある型に自分がやろうとしていたことが当てはまっていて安心できた。型にはまる必要はないし、こうじゃなければいけないというものはないことがよくわかったので自由にアレンジしていきたい。また振り返ってフィードバックしたり、追記することがノートを書くうえで大切だと改めて感じた。ノート術の本ならこれはオススメ。2023/12/08

yoshichiha

2
必ずしも通読精読する本ではないので、概要をみて、自分に参考になりそうなものを見つける、という感じがよいだろう。 アナログがよいかデジタルが良いか云々はあるが、自分の身の回りのことを頭の中だけで取り扱うのはある程度の範囲から難しくなってくるから、ノート(ノーティング)というかたちで考えることの負荷を下げる、そのためのいろんなやり方があって、どんなやり方でも基本的にはいいんだよ、ということだと思う。2024/03/17

ふん

2
「すべてはノートからはじまる」や「バレットジャーナル」に触発されて、ハビットトラッカーやページ番号を使うようになって一年と少したちました。この本では、毎日ノートと向き合っている中でよく感じることに対するヒントが多かったです。会社の人や家族にも勧めやすい内容です。簡単に答えを言い切らない倉下さんのファンです。2024/01/23

二浪人ファーストアウト

2
自分、手帳とか結構いっぱい持ってるくせに、日記とかログ付けが全然続かない人間なのです。でもこの本を読んで、やっぱり続けられるようになりたいな……と思いました。とにかく工夫が大事で、最初のやり方に固執しない方がいいとのことなので、参考にしてみます。2023/11/19

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