ポプラ文庫<br> わたしの名店

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ポプラ文庫
わたしの名店

  • ISBN:9784591179925

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内容説明

三浦しをん、西加奈子、道尾秀介、ジェーン・スー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、森見登美彦――全28名が競演する「おいしい」エッセイ集。キラキラとした幸福感が染み入る「鴨ロースト」、憂鬱の原因が汗とともに流れ出ていく「ガパオ」など、自身にとっての「名店」と大好きな一皿をエピソードを交えて綴る。お腹も心も満たされる食エッセイ。エッセイに登場するお店の情報も掲載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

85
豪華作家陣の名店紹介、中には知らなかった方もいるが、作家さんのグルメ紹介はなんともどれも美味しそうで食べてみたくなる、しかし残念ながらほぼ東京近辺なので行く事は出来ないが藤岡さんの京都の「キッチンゴン」とモリミーの生「駒山のビューレストラン」は行けそうだ、名店は高級店ではなく人によって懐かしかったり店の雰囲気がよかったり、店主の人柄だったり様々、もう閉店してしまったお店もあるけど、作家さんの行きつけもあるのに住所付きで紹介されているのも凄い。2023/12/21

やも

83
専業作家さんだけに限らず、本出してる芸人さんたちも含めて28名の著名人のグルメエッセイ✨これが読んでて楽しくて楽しくて😆1人1人数ページのエッセイで気楽に読めるのもいい。どの料理も美味しそうだし、お店の雰囲気も伝わってくるし、そのどれもが行ってみたいって思わされる。何より当たり前なんだけど、読み物として面白い👍さらには実在のお店ばかりと来た‼️気になるお店はGoogleマップの【行ってみたい】に保存したったわ😁2024/03/03

優希

63
様々な名店や料理の物語が花を咲かせるのでお腹がすきます。それにしても食べ物やお店に対する想いも色々なんですね。昔のことだったり最近のことだったり、作家たちの時間も楽しめます。2023/12/25

佐々陽太朗(K.Tsubota)

61
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間であるかを言いあててみせよう。」と言ったのはかの美食家サヴァランだったか。なるほど、人がどのような店を名店と評するかで、その人が分かろうというもの。  読んでいて私もおいしい一皿に会いにいきたくなった。三浦しをん氏のイタリアン、西加奈子氏の居酒屋(?)、中江有里氏の蕎麦屋・・・。なかなか行く機会はないだろうなと思いながらもGoogleマップに印を入れていった。2024/01/16

nonpono

54
優しい音色が聞こえる本でした。好きな食べ物やバーは人を穏やかにするのでしょうか。餃子もカレーも食べたくなります。最近、旅は行き先も大事だが、誰と旅をするかがもっと大事な要素かもとフェイスブックに書いたわたしですが食もしかりです。あと、思い出の味。わたしにとっては祖母が好きだった新大久保駅前商店街の北京亭ですね。1人でスポーツ新聞を読みながら食べるのが普通な中華です。焼き目がついたあのギョーザ、支那そば、彼氏に紹介した冷やし中華。書いているだけで目がキラキラしてきます。あの当たり前だと思えた日常、尊いです。2024/03/25

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