扶桑社コミックス<br> あした死のうと思ってたのに

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扶桑社コミックス
あした死のうと思ってたのに

  • 著者名:吉本ユータヌキ
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 扶桑社(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594096311

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内容説明

X(旧称Twitter)で122万PV、3万1000RT、14.3万いいねと話題沸騰!
Buzzfeed、WEBザテレビジョンでも取り上げられた漫画がついに書籍化!

「あした死のうと思って…」
そんな切ない言葉を漏らした男性の告白に、友人が取った行動は……。
SNSで多くの共感を読んだ、「押し付けがましくない」けど少し元気になれる2人の若者のエピソード。
10代の苦しさを抱えていたとき、こんな言葉をかけてくれる人がいたら……。

表題作「あした死のうと思ってたのに」と、あの2人の別エピソード(未発表作)を含む7作品を収録した短編集。

【収録作】

あした死のうと思ってたのに
あした死のうと思ってたのに2
今日からこっそり聴いちゃいます
今日からこっそり聞いちゃいます2
青春大どんでん返し
ただそこにいただけで
心の傷は

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

波多野七月

10
生きることに、見事なまでに失敗し続けている。連戦連敗もいいところだ。 吉本ユータヌキさんの『あした死のうと思ってたのに』とX(旧Twitter)で出会ったとき、 「これは、自分のための作品だ」と思った。 そう思える作品との出会いがあるからこそ、その日一日をごまかしながらでも生きていける。2024/01/03

林檎

8
心に傷を負ってたり、不器用な性格だったり、自分では何ともし難い環境だったり。生きる事がしんどいなって思う瞬間って大なり小なり誰にでもあると思う。そんな時に1人でもいい誰でもいい何でもいい、そっと寄り添ってくれる存在の心強さ、寄り添ってもらってたつもりが自分も寄り添えてるかもしれない希望。表題作がやっぱり良かった。2023/12/03

須戸

6
表題作をnoteで読んで興味を持った。収録されている他の物語も、全て好みだった。傍から見れば些細なことでも、本人にとっては大きく感情が揺れ動くことは、たくさんあるのだろうなと考えた。「今日からこっそり聴いちゃいます」は、姉は何者なんだろうと感じたけれど、情報を発信するときは「何を伝えたいか」だけでなく、「誰に届けたいか」を意識した方が良いという学びもあった。この作品を読むことによって、救われる誰かがいれば良いと思った。2023/12/17

不識庵

5
かつて私は『レ・ミゼラブル』に強く感情を揺さぶられた経験がある。本書は劇的ではないが、一人ひとりが抱える悩み、苦しみに押しつけがましさゼロで、寄り添ってくれるような作品である。表題作もいいが、私は『今日からこっそり聴いちゃいます』が好き。商売というか、働くことの原点を見た思いである。2023/12/18

Jau

1
図書館の新刊案内がOPAC下部に流れてきて、本来検索しようとした本のついでに借りた。 ら、これがまたすごい本だった。 同僚2人にも勧めて、2人とも、 これはすごい、と言った。 読み込んじゃいました、と言った。 1人は読む本リストに入れますと言い、 1人はまんまじゃないですかと言葉を失った。 この本が、遍く行き渡りますように。 ユータヌキさんの「辛い経験なのに」の件、 よく分かる。2024/02/15

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