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内容説明
チリの国民的絵本作家がおくる、親子の長い歩み、強いつながりを描いた物語。時がすぎ、変化しても、かわらない。いつかとびたってゆく、あなたへおくるメッセージ。2018年ホワイト・レイブンス2018年チリIBBY支部ハチドリ賞2018年クアトロガトス財団賞?受賞作品「わたしたち」 というやさしい言葉に込められた深いまなざし。この本は、親子の強いきずなをえがいています。かけがえのない「わたしたち」の関係は、たとえ時が過ぎ、現実から遠く離れても、変わりゆくものを乗りこえ、いつまでも変わらぬ愛でありつづけるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
92
子供向けとも大人向けとも取れる絵本。ずっと私達のままなんだよ。貴方も私も時と共に姿形はたとえ変わろうとも。どちらかというと大人の方が感じ入る要素は多くなるかな。絵と共に惹き込まれる。絵には疎いが、これはどういう画法の種類なんだろう。2021/10/13
とよぽん
49
母親と子ども・・・不思議なえにしを感じさせる絵と文章だった。「わたしたち」でつながるすべての人たちとは、だれ? どこまで広がるのだろう? イラストの線や色遣いに温かさや柔らかさがある。2022/01/16
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
姿は変わっても、親子の絆は変わらない。でも離れていくのは寂しなあ~。2021/12/01
annzuhime
40
県外の図書館から取り寄せ。愛しい我が子。ずっとそばで守りたいけど、いつかは手を離れていく。いつか違う姿になったとしても、愛しい思いはかわらない。いつだって受け止められる母親でいたいな。2023/07/08
ヒラP@ehon.gohon
31
途中まで母と子の愛情ものがたりと見ていたのですが、子ウサギが母親のもとを飛び出していってところから、とても奥深いお話になって戸惑いました。 冬を越して、幼虫は蝶になりました。 子ウサギは何になるのでしょう。 子どもが鳥になって帰ってきたらどうしましょう。 子どもは、なってほしいものになるのではなくて、なりたいものになるのですね。 でも、子どもと親の関係はいつまでも変わらない。 すばらしい受容愛の絵本でした。2022/03/04