- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
坂東を揺るがし、京の朝廷を恐怖させた平将門の乱も、最終決戦のときを迎えていた。傷ひとつつかない鉄の体を持つ魔人となった将門に対し、俵藤太は浄蔵の法力の助けを借りて必殺の矢を放つ!! ……そして乱は終結し、将門の首は京に晒される。すべては終わったかに見えたが、首だけになった将門が喋るという怪事が……!!
原作小説『陰陽師』、アニメ化!!
2023年11月28日(火)より、Netflixにて独占配信開始!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
6
博雅と滝夜叉姫との吹き合わせのシーン、獏っぽいな。いや原作ではあるんだけど、基本的にオリジナルみたいなもんだと思ってるから…。さて、将門は復活しちゃうんでしょうか。2023/12/11
金目
5
伊藤勢のオリジナル要素が冴える。まさかの朱雀門の鬼が登場。滝夜叉姫の体を借りて一晩中歌の吹き合わせとか、楽しそうで何より。原作にあった姫との恋愛要素は、貞盛の息子から博雅に完全に移った感じですね。圧倒的善人オーラに、晴明もたじたじ。可愛らしいなぁ。将門戦では、護法童子が思いの外頑張ってた。人外と化した将門と、これを討ち取った俵藤太のビジュアル的な説得力がすごい。楽しいなぁ2023/12/06
tomite
2
何時間、笛の吹き合わせをしているんですか!?二人とも体力オバケですわ。滝夜叉姫のお相手が原作から変わりそう。こちらの方が盛り上がる。そして描写が相変わらず、きめ細かく、秀逸すぎる。怪異の裏で蠢く者、過去からの因果など徐々に物語の核心に近づいていて、続きが楽しみです。2023/12/04
おりひら
1
俵藤太の語る、将門の乱が終わった。大分長かったが、これだけで一本マンガに出来る分量と面白さだった。晴明は、まだまだ事の真相を探るのだが、読者には事件の首謀者と祖の目的らしいのを示すので、もどかしい面も。それにしても今作の晴明は、妖しい。博雅と姫との邂逅は、良いシーンであるのに、ちょいちょいギャグが挟んでくる。伊藤勢作品らしく、ここもいい(笑) 博雅が普通に同行するのをもう咎める様子が無くなったな。俵藤太が面白すぎてどうなるかと思ったが、晴明&博雅の本編も面白くなってきた。2023/12/11