日本の論点2024-2025

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日本の論点2024-2025

  • 著者名:大前研一
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • プレジデント社(書籍)(2023/11発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
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  • ISBN:9784833425162

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内容説明

【内容紹介】
これがChatGPTには予測できない未来の思考法だ!
マッキンゼー伝説のコンサルタントが贈る、
希望を持って生き抜くための27の提言!

「年末の定番書籍」として定着している大前研一氏の『日本の論点』が今年も登場。紙面を大幅にリニューアルし、例年と同じページ数でトピックの数を増やしました。また、毎年ご好評いただいている読者限定の大前氏の動画視聴サービスも継続します。
 2023年は前年から続くロシアのウクライナ侵攻がついに解決をみなかったばかりか、イスラエルとイスラム武装組織ハマスとの武力衝突によって、国際情勢がさらに複雑化することとなりました。2024年は1月に台湾総統選挙、3月にロシア大統領選挙、そして11月にアメリカ大統領選挙が予定されており、国際政治が大きく動きだすと予想されています。
 一方、日本国内は、上がらない所得、円安や原油高による家計の圧迫などによって、岸田政権の支持率は下がり続け、2024年に解散総選挙の実施が予想されます。しかし、誰が首相になっても日本の課題は変わらず、山積する課題にどう立ち向かうかが問われています。
 本書は大前氏が豊富な知識と体験、洞察力を駆使して、新しい時代に役立つものの見方や考え方を具体的に述べていきます。
【著者紹介】
[著]大前 研一(Kenichi Ohmae)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。
【目次抜粋】
Part1〈日本編〉
巻頭言 2024年、日本が目指すべきは真の「観光立国」だ
論点01 岸田首相をはじめ日本の政治家が誰も理解していない、日本凋落の根本原因
論点02 岸田政権が続く限り、日本人の給料は確実に下がり続ける3つの根本原因
論点03 植田日銀総裁が、黒田「異次元緩和」路線と決別するために行うべき新たな金融政策
論点04 岸田政権が「異次元の少子化対策」の前に取り組むべき、「ごく普通の少子化対策」
論点05 産業振興目的の「大学10兆円ファンド」が、税金の壮大な無駄遣いになる理由
論点06 いまや国民病である花粉症患者が増え続ける根本原因と、その裏に潜むさまざまな利権
論点07 「ソロ社会」「ソロ活市場」の出現に伴い、日本企業が直面するビジネス環境の大変化
論点08 「日本を変えたい」という政治的野心に燃えた稲盛和夫氏の知られざる生涯
論点09 ネット配信時代のNHKは、受信料からチャンネルごとの課金制に移行すべし
論点10 インボイス制度導入よりも、サラリーマンに不公平な税制度の改革が急務だ
論点11 日本のシニアが楽しい定年後を送るための秘訣と、そこに眠るビジネスチャンス
論点12 介護崩壊を放置する日本の末路と、残された2つの選択肢
論点13 10年前に予見できた、モバイル事業以外に楽天グループが抱える衰退理由
論点14 移動モビリティの規制緩和とルールづくりにおいて日本が欧州から学ぶベき理由

Part2〈海外編〉
巻頭言 混迷極める世界情勢。「異形の大国」ロシアとのつきあい方を改めて考える
論点01 最新AI「ChatGPT」を開発した天才経営者が目指すのは「悪の帝国」か
論点02 新・世界一の富豪ベルナール・アノーとイーロン・マスクの違い
論点03 ミサイル防衛よりも防空壕のほうが安全!? 日本の頼りない安全保障の実態
論点04 「日米同盟」&「中国包囲網」は、勉強不足で時代遅れな外交戦略
論点05 米欧銀行連続破綻は、世界金融危機のトリガーとなるのか
論点06 インフレに苦しむイギリスのスナク政権に残された「EU再加盟」という選択肢
論点07 ウクライナ侵攻が長期化しても、プーチンの支持率が高い歴史的理由
論点08 「プーチン政権崩壊後」を見据えて始まっているロシア国内外の動き
論点09 不動産不況に苦しむ習近平政権はなぜ“日本いじめ”を始めたのか
論点10 外資系企業誘致よりも、日本人技術者を海外へ派遣せよ
論点11 グローバル化の時代にもかかわらず、日本人の英語力が一向に伸びない理由

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

26
年末は、この本である。が、大前研一氏の息子が、ゲーム開発プラットフォームの開発者であることに、一番衝撃を受けたw。2023/12/26

モーモー

24
日本の課題について、経済、外交、個別企業分析まで多様な切り口。 特に気になったのは、花粉症対策、楽天、ロシア、中国について。 花粉症はやるべきことはわかっているが、医者、製薬会社、林業さまざまな利権が絡み、先に進めていない。 ロシア、中国は現状の分析及び、アメリカ一辺倒の外交ではなく、日本独自の対応が必要なこと2024/02/01

ヨムヒト

16
日本の地方の問題は内需不振。消費の喚起が必要。インバウンド呼び込みは重要な柱。日本のインバウンドは年間3000万人。観光大国フランス、スペインは9000万人。日本も追随可能。問題はモビリティ、宿泊地、労働者。ライドシェア、空き家や廃寺活用、ワーホリ活用などが対策。このように色々な論点が幅広く対策付きで示される。少子化対策では欧州の様に婚外子差別を減らすなどの外国の例を示す。一方、花粉症は杉を切って売るインセンティブが無い為、切らずに放置された杉が花粉を巻き散らかすという構造的問題まで解説。毎年読みたい。2024/04/28

ほんメモ(S.U.)

14
小説メインの読書で、やや世間知らずの私は、大前研一さんのこのシリーズを読む事で世の中の流れをキャッチアップしています。日本編と海外編に分けて多岐に渡る各論が展開されていましたが、日本編の中で私の中で最も印象に残っているのは、改正道路交通法と自転車の交通ルールについての論点でした。他の論点に比べて小さいようだけど、命に関わる問題ですし。海外編では今まで読んだ中で一番アメリカに関する記述が少なかったように思いました。大国の中で最も今後どうなるのかが不透明だからだと思いますが、ロシアに関する話題が多めでした。2024/03/16

藤井宏

11
介護への労働力不足の解決法として、移民を入れろという主張はわからなくもない。しかし、東南アジアに日本人を収容する施設を自治体単位で作れなんて、体がまだ元気な人間による机上の空論だと思った。2024/06/30

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