竹書房怪談文庫<br> 山海の怖い話

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竹書房怪談文庫
山海の怖い話

  • 著者名:黒木あるじ【著】/ほか【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 竹書房(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801937864

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内容説明

「山海」に纏わる厳選怪談集!

「人形の怖い話」に続くテーマ別アンソロジー

山にはいったい何が棲んでいるのか、海には何が潜んでいるのか。人が踏み入れてはいけない異界がそこにある──。
山と海に纏わる怪異を収録した、テーマ怪談集の決定版。
・ベテラン登山者が山で出会ったのは…「道迷い」(鈴木 捧)
・釣りをしていて出会う怪異の数々「渓流怪談」(平谷美樹)
・沖縄でその日、海に入ってはいけない理由「ヨーカビーの海」(小原 猛)
・浜で遭遇した悲しい過去の記憶「ぼたもち」(春南 灯)
・後輩に見せられた奇妙な一枚の写真とは「呼び水」(若本衣織)
・漁師が漁場で見た驚愕の海の秘密「うみだま」(黒木あるじ)
――など書き下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全39話を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

29
やっぱり山と海はヤバいです。さくさく人が死にますものね。異界としての山と海。筆者も実力者ばかり。面白かった♥️2023/12/24

てつJapan

15
私は大好きなテーマですが、過去作含めます。過去の名作のため、余計焼き直しが目立ってしまう。2023/12/01

澤水月

14
黒木あるじ、小原猛両氏の書き下ろしが素晴らしすぎる…組み立てから何から怖く巧く、また情も深い、感嘆。あたたかい名前の春南灯さんは厳しい気候滲む北海道怪談。「戦後の攻撃」について浅学にして知らず衝撃、怪談という形はこう言った忘れられがちな史実をまた次世代に焼き付ける有効な手立てと思う。深い山も海も怖い!再録あり2023/12/07

柊よつか

10
怪談百番シリーズの第2弾。既刊の秀作と新作を、ひとつのテーマの元に集めた一冊。第1弾が良かったので続刊を楽しみにしていた。今回のテーマは山と海。どちらも凄みと得体の知れなさがあり、山は原初の、海は成れの果てとの親和性が高い。特に印象的な話は、ヒトを模した様が不気味な「やまよめ」「かわおとこ」、呼ばれることの恐ろしさ「呼び水」「鬼鼓」「猪跨」、むき出しの神聖が邪悪な「裏山の神様」「サンスケ」、怨恨が痛ましい「捨島」、痛ましくも温かな「叫び」「珊瑚のかけら」、考えるほど怖くなる「良い方の娘」など。2024/01/01

ナオ

10
面白かった。色々な人が書いていて、黒木さんと小田さんが執筆陣にいるので迷わず購入。何本か読んだ事のある話が。??最後のページに初出一覧が。(・o・)書き下ろし作品が多かったので、そこまでのダメージは無かったけど、どうしていつもこうなのか。でも、春南灯さんとか初めて読む作家さんを知ったので結果OKだったのですが。私は今まで地域別怪談は余り好きでは無かったけど春南さんの作品を読んで考えを改めました。知ってる場所が出てると、ホントに怖さ倍増するんだなと。春南さんの作品もっと読んでみたいです2023/12/17

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