竹書房怪談文庫<br> お道具怪談

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

竹書房怪談文庫
お道具怪談

  • 著者名:加藤一【編著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 竹書房(2023/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801937857

ファイル: /

内容説明

アレを使えば、切れ味最強さ。良くも……悪くも
(「研ぐということ」より)

ホチキス/漬物石/聴診器/足踏みミシン/傘
彫刻刀/鑿/鉋/鉈/孫の手
孫の手/柳刃包丁/バケツ/砥石の台…ほか

人の怨みを吸い、呪具と化した物たちの怪!


生活と仕事の相棒、道具に纏わる恐怖怪談集。
パワハラで辞職した社員が遺した愛用の文具。ねこばばして持ち帰った上司を襲う惨劇の音…「笑うホッチキス」
亡き姑自慢の古漬けに使われていた漬物石。嫁が石に触ると焼けるように熱く…「つけてくる石」
神棚に祀られた鉋とその下の不気味な脂染み。かつて罪人の拷問に使用された物だというが…「滲む脂」
先輩大工が遺した道具箱。細工された隠し底に入っていた物は女の髪束と書き置き…「二人ハ夫婦」
祖父の道具箱に封印された曰くつきの古い鑿。他人が触れば祟られ、職人生命を断たれるというが…「鑿」
古民家宿から無理を言って譲り受けた孫の手。宿の主人から大事に使えと言われたが…「孫の手」
先祖代々受け継がれてきた砥石の台。最高の切れ味に仕上がる秘密はその材質に…「研ぐということ」
病床の父から怪異な物が見たくなった