紫式部と源氏物語の謎55

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紫式部と源氏物語の謎55

  • 著者名:古川順弘
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2023/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569903774

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内容説明

千年間、読み継がれた日本最古の長編小説『源氏物語』。誰もが知る作品だが、作者・紫式部は生年も本名も、実のところは分かっていない。さらに、『源氏物語』のストーリーには明らかに矛盾がみられる箇所があり、「複数作者説」まで唱えられている。本書は、そんな紫式部と『源氏物語』にまつわる55の謎を取り上げ、平安時代の実態とともに、その真実に迫る。 ●第一章 『源氏物語』とは――作品をめぐる謎 どんな内容なのか?/紫式部直筆の『源氏物語』は存在するのか?/最初から五十四巻だったのか?/平安時代の後宮とは? ●第二章 なぜ光源氏が主人公なのか――物語をめぐる謎 時代設定はいつ頃なのか?/光源氏は実在の人物をモデルにしているのか?/なぜ皇室の不倫が大胆に描かれているのか?/なぜヒロインたちは出家してしまうのか? ●第三章 『源氏物語』はどうやって書かれたのか――成立をめぐる謎 なぜ紫式部は『源氏物語』を書きはじめたのか?/藤原道長はスポンサーだったのか?/最初は短編小説だったのか?/『源氏物語』の作者は一人なのか? ●第四章 なぜ『源氏物語』は読み継がれたのか――受容史をめぐる謎 なぜ「国宝源氏物語絵巻」が描かれたのか?/なぜ紫式部は地獄に堕ちたと信じられたのか?/信長・秀吉・家康は『源氏物語』を読んだのか?/海外でも『源氏物語』の擬作が書かれていた? ●第五章 本当に紫式部が書いたのか――作者をめぐる謎 紫式部の本名は?/藤原道長の愛人だったのか?/清少納言の関係とは?/『源氏物語』作者複数説とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドットジェピー

4
2024年の大河ドラマ予習に。面白かったです2023/12/25

Masashi Matsuba

2
「あさきゆめみし」しか見た事のない身として、1年の大河を見た後に何かしら読んでみようと手に取った一冊。紫式部のストーリーを知った上で読んでいると、腑に落ちる事も多く、解りやすい内容で面白かった。大前提として、何かしらの話を理解した上でないと、この入門書も理解は出来ないなというのが一番の感想。次は誰の源氏物語を読もうか。2025/01/17

ギズモ。

2
結局、源氏物語の作者が誰かは謎のまま。色々と諸説があって、しっかりとは断定出来ない…章ごとには書かれてるけど、結局謎は解決されず。何人かで書かれたと言われればそんな感じもする。思えば初めて源氏物語を読んだ時から「宇治十帖」辺りからは記憶に残るほどのものではなかった様に感じる。ラストの「源氏物語=源高明」説はおもしろいかと。2023/12/23

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