内容説明
団塊世代が75歳以上の後期高齢者になって医療ニーズが激増する「2025年問題」を見据え、国が進める病院の再編や統合により、「私たちの町から病院が消える」未来がやってくる? 医療のIT化、オンライン診療、予防医療の現在位置まで、様々な課題や可能性を抱える日本の医療について説いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水落健二
3
病院が統合されて減っていくことにより、一つの病院に勤務する医師の数が増えて質が向上する。シフトも組みやすくなって快適に勤務できると。たしかにその通りだろう。だけどそれをやるのは人間で、人間は合理的なだけでは動かない。みんなが自分の利益のために全体の不利益を選んでも全く驚かない。コロナ対策で露呈したように。 変える方が得になるように、規制を緩和して市場原理に委ねるのが正解な気がする。2024/05/30
Akio Kudo
2
★ 何が言いたいのか分かりにくい。ましてやCOCOAは完全な失敗作だった。2024/06/29
ゼロ投資大学
0
世界でも有数の健康大国である日本の現状を明らかにして、より良い医療政策を提言する。日本は病床数は世界でもトップクラスだが、それに対して医師の数が不足している。医学部生を増やすにしても、医師の数が増えるのは10年近く先になるので、先を見据えていかなければならない。2024/01/20