批評と生きること

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批評と生きること

  • 著者名:片岡大右【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 晶文社(2023/11発売)
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  • ISBN:9784794973955

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内容説明

ギリシア神話の九人のミューズ。それに続く十人目の詩神こそが「批評」。
「批評」と「生きること」の関係を再定義・再構築する試み。

デヴィッド・グレーバー/『鬼滅の刃』/小沢健二/『ゲーム・オブ・スローンズ』/ユク・ホイ/ブレイディみかこ/『ウォッチメン』/加藤周一/ボルタンスキー兄弟……アナキズムからケア、エンパシーまで、多彩な作家・作品世界を題材に、気鋭の批評家が描く「批評」の未来!

「批判または批評は、現在の生を押しつぶすのではなく、それが現に持っている力を正当に認めるとともにいっそう活性化させる方法」
思想、哲学、文学からドラマ、アニメまで、幅広いフィールドで言論活動を続けてきた著者の、初の本格評論集。デヴィッド・グレーバーの翻訳・紹介者として、加藤周一の研究者として、そしてポピュラーカルチャーの良き享受者としての活動の集大成にして、「批評と生きること」を再定義する野心的な試み。

批評と生きること。本書を構成する、分量も分野もまちまちな多様な文章をまとめる作業のなかで、わたしは「批評」あるいは「批判」という行為そのものを主題化し、それと「生きること」――わたしたちがこの世界のなかで生を受け、生を保ち、さらには生きるに値する充実した経験を享受することといったすべての意味において――との関係をめぐる諸問題を、書物全体を緩やかに一貫する問いかけとして提示しようと考えました。(「序に代えて」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uehara

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”(私のなかでは)読んだことはないけど有名”な(たしかジジェクが参照していて知る)、『資本主義の新たな精神』の著者の1人であるL・ボルタンスキーのよい手引きになった。批判の社会的機能を分析してきた社会学者の、本書タイトルにもある「生きること」のなかでの変容(3部)。また1部はグレーバー論なのだが、ツイッターのつぶやきも論じられていてスゴッとなった。その他ドラマ・文学等作品論多数。2024/08/14

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