新潮文庫<br> 阿修羅草紙(新潮文庫)

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新潮文庫
阿修羅草紙(新潮文庫)

  • 著者名:武内涼【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 新潮社(2023/12発売)
  • ゆれるコスモス!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/16)
  • ポイント 250pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101015538

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内容説明

最高の忍びタッグ誕生! 無駄な殺しはしないくノ一・すがると、手段を選ばない伊賀忍者・音無。正反対の考えを持つ二人は奪われた「呪いの巻物」を取り返すため、陰謀渦巻く京の都に向かう。伝説の忍びとの死闘や大名家への潜入を通して、徐々に真相に近づいていく二人。そして明かされた驚愕の真実と二人の想いとは……。任務のために陰で命を捧げた忍者たちを描く一気読み必至の傑作長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

6
応仁の乱がおきる少し前、世の中に戦乱を越してしまう阿修羅草紙という比叡山の宝物が奪われるところから始まる。比叡山の使徒として忍びの役を担う八瀬の民の娘が、様々な術を操り、仲間たちと、伊賀の忍びたちと、壮絶な戦いを繰り広げながら、探索に向かう。その頃の生活を巧みに描きながら、すさまじい戦闘シーンが続く一大エンターテインメントになっていた。八瀬童子に関する情報が、とても目新しかった。室町時代のワンダーランド振りが楽しめました。2024/02/15

ok_ak0203

1
京都を焼き尽くす応仁の乱のすこし前、民たちは貧しく飢え、貴族たちは贅沢に溺れる。そんな時に起こる比叡山延暦寺から、呪われた秘宝が盗まれる。父を殺された くの一・すがる と、雇われ伊賀忍者・音無。伊賀、甲賀、鉢屋衆、八瀬童子に大舘流。荒唐無稽な術も飛び交う非情な忍者達の争いと、人の命を大切に慈しむ心情が相反して盛り上がる。結局は、世の流れは変えられないけど、すがるが、とても強くてしなやかでかっこいい!2024/02/05

(ま)

0
お得意の忍者もの 応仁の乱裏のきっかけ忍びの八瀬童子2024/02/23

0
なかなかのページ数と見慣れない漢字に苦労したがなんとか読了。忍者同士のバトルは面白い。2024/02/20

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