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内容説明
洋服はたくさん持っているのに、着たい服がない。そもそもおしゃれに自信がない。自分に何が似合うのかわからない。そんな悩みが生まれてしまうのは、「ファッションの仕組み」を知らないから。ファッションにも理論や仕組みがあり、それを知るだけで簡単に「センスのいい着こなし」ができます。ベストドレッサー賞審査員をつとめ、これまでに8万人以上のスタイリスト、アパレル販売員など、ファッションのプロを育成してきた「服飾学」の第一人者が、時代にもトレンドにも踊らされずに自分の洋服を選ぶ方法をお伝えします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芋猫
7
渋谷109の立上げに携わるなど40年以上日本のファッション業界の第一線にいるという著者が、「センス」という漠然とした言葉を公式化して誰にでも使えるようにした本。なるべく服の数を絞って毎朝の選択疲労を減らしつつ気分は上げたいという、長年の悩みを解消すべく読んでみた。体型分類や色彩理論など世界のファッション界の定説が分かりやすく解説されているし、ネットでの検索方法も具体的に伝授されていて助かる!理系歓喜!服を選ぶ前になりたい自分像を固めるというのは、意外に意識したことなかったので良い学びになった。2025/04/28
Humbaba
4
服装によってその人の気持ちは変わる。また、ロジカルにあうあわないが全て判断できるわけでなく、自分が気に入って着たいと思うかも非常に重要な要素となる。このような方向性がよい、というところまではロジカルに決められるものの、最終的にどれを選ぶかは本人の意志が重要である。そこを間違えなければ着ることで気力が高まり、自分にとってもっともセンスが良い服を選ぶことができる。2024/06/30
伊室茨
2
タイトルに惹かれて購入した。巷で見掛けるセンスのいい人と言うのは、知識があってどうしたら自分に似合うのかを考えてきた人のことを言うらしい。確かにファッションセンス=知識なのは間違いない。更に自身の体型について知っているからしっくり来るのは納得です。先ずは自分の体型をよく観察し、なりたい自分についてどんどん具体化していきたい。2025/03/01