内容説明
いまなぜ「職人」なのか!?卓越した名工・伝統工具との邂逅によって培われたまなざし―透徹した精神が躍動する、人と物の関係を探求する哲学エッセイ。
目次
1 道具は何を語りかけてくるのか(指跡;接点 ほか)
2 道具にどう語らせるべきなのか(足運び;まなざし ほか)
3 職人は道具に対して何を語るのか(線上;石 ほか)
4 沈黙へ(最期;曖昧な銘 ほか)
著者等紹介
土田昇[ツチダノボル]
1962年東京生まれ。土田刃物店店主。父・土田一郎氏より引き継いだ千代鶴是秀作品の研究家であるとともに、木工手道具全般の目立て、研ぎ、すげ込み等を行う技術者でもある。近年、伝統木工具の目利きとして、テレビ東京系列「開運 なんでも鑑定団」で名工の作品を鑑定している。竹中工務店・竹中大工道具館における展示・研究協力のほか、朝日カルチャーセンターをはじめ全国の手道具、木工具団体に講師として招聘されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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