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内容説明
「日本チャンピオンになって、ブラジルに行くのが夢です」――アントニオ猪木
「いったんこうと決めたことだから、なんたってやり通す」――天龍源一郎
「目標の選手ですか? 一応、いるんですけど、今は伏せておきたいと思います」――内藤哲也
生まれて初めてプロレスラーとしてリングに上がる――
そのとき、彼らは何を思い、何者になろうとしていたのか?
何が彼らをリングに押し上げたのか?
ジャイアント馬場、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、ケンドー・ナガサキ、
天龍源一郎、三沢光晴、初代ブラックタイガー、橋本真也、武藤敬司、
ザ・ロード・ウォリアーズ、スティーブ・ウィリアムス、小橋建太、大谷晋二郎、
永田裕志、本間朋晃、柴田勝頼、タイチ、オカダ・カズチカ、鷹木信悟、
内藤哲也、高橋ヒロム、力道山……。
どんな偉大なレスラーにもリングに上がる「夜明け前」がある。
『プロレス鎮魂曲』『さよなら、プロレス』に続く、プロレスラーの「デビュー」をめぐる<真実>の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
77
生まれて初めてプロレスラーとしてリングに上がる。そのとき、彼らは何を思い、何者になろうとしていたのか?21人のプロレスラーのデビュー戦秘話を絡めながら生き様や考えを描いた一冊。各話のタイトルは初陣に対して自らもしくは対戦相手や関係者が残した印象深い一言を挙げている。2024/09/28
きみたけ
53
著者はプロレス取材&執筆に従事する瑞佐富郎氏。歴史を作った21人のプロレスラーたちのデビュー戦をテーマに、彼らの考え方や生き様を描いた一冊。各レスラーの心の真実を描き出し、彼らがが残した印象深い一言を記載しています。力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、天龍源一郎、三沢光晴、橋本真也、武藤敬司、オカダ・カズチカなど、プロレスファンにはおなじみの選手たちの秘話満載。3割は知らない選手でした。2024/07/20
榊原 香織
51
馬場、猪木、力道山くらいしか知らない。技の名前も知らないので、支部道場の生徒さんたちに解説してもらった(皆、凄く詳しいw)。 猪木、すごいな。2024/04/06
速読おやじ
11
21人のプロレスラーのデビュー戦を綴る。特に最近のレスラー(といっても30代から40代)の話が面白い。僕はJust 5 Guysのタイチが結構好きなのだが、タイチのデビューから新日本に上がるまでの話がイイ。こざかしいヒールなので昔はあまり好きじゃなかったのだが、あの川田利明に師事し、バチバチのプロレスが実は好きで、時折試合後に涙するあの姿がたまらんのです。マニアックになるがブラックタイガーの話は初めて知るものも多い。長くプロレスファンをやっていると、昔の話を語りたくなるのだ。この本はツボにはまりました。2024/10/04
豊平川散歩
9
プロレスラー21人のデビューにまつわる話。力道山の、日本人以上に日本人のことを考えながらプロレスラーを演じていたのはすごい。当時の日本人は、強い力道山にどれだけ救われたことだろうか。 ある意味特殊な職業であるが、皆それぞれの環境や思いは違う。共通するのは、その先に夢があるからだったのだと思う。2024/02/29