スターツ出版文庫<br> 青に沈む君にこの光を

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スターツ出版文庫
青に沈む君にこの光を

  • ISBN:9784813715061

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内容説明

退屈な毎日に息苦しさを抱える高一の凛月。ある夜の帰り道、血を流しながら倒れている男子に遭遇する。それは不良と恐れられている同級生・冴木だった。急いで救急車を呼んだ凛月は、冴木の親友や家族と関わるようになり、彼のある秘密を知る・・・。彼には怖いイメージと正反対の本当の姿があって――。(「彼の秘密とわたしの秘密」汐見夏衛)他、10代限定で実施された「第2回 きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」受賞3作品を収録。10代より圧倒的支持を得る汐見夏衛、現役10代作家3名による青春アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

🔗Akane_Rira. ໒꒱· ゚ @生きる希望がほしい

39
買うかどうか悩んでたけど結局買いました✌新人作家さんとは思えないような書き方……。好みの人が多すぎる……。全部の話の最初と最後が同じ言葉なのが良いですね。 個人的には「@空白の君へ」が一番印象に残ってます。伏線とかが完璧でした。 「泡沫の日々を紡いで」みたいな恋愛憧れるよな……。 「偽りが落ちる」は共感できました。丁度そういうので悩んでいるのでね。 「彼の秘密とわたしの秘密」の主人公が私にそっくり過ぎて「だよね!」とかつい口に出して言ってしまった。新人作家さんたちの作品はネット小説で読みたいです2024/03/15

mamenoko@まめ

7
「どこにいても、何をしても、いつもどこか息苦しい。」どんな展開でも、そんな文章から始まる4つの物語。自分の気持ちが変わる、変えさせられる瞬間が心に響きました。最後には「少しだけ息がしやすくなった気がした。」という伏線回収のような文章で終わります。★★★★2024/06/25

栗山いなり

7
スターツ出版の看板作家と10代の作家3人による青春アンソロジー。読みながら最近の10代ってこんなこと考えてんのかなーと思った。オーソドックスな青春小説の詰め合わせだったけどこれはこれで悪くない2023/12/07

いっとーへーおすし

3
別々の作家が書いた、4つの短編小説。この話に共通していることは、物語の始まりのセリフが一緒ということ、そして主人公は自分のことが嫌いということ。 そこからなにかがきっかけで、自分の気持ちが変わっていく…という内容。 読んでみた感想としては自分が変わるには、自分から一歩を踏み出せずとも、周りの人からの手助けで変わることができる。それは良いことばかりではないかもしれないが、その人たちへの感謝を忘れてはいけない…と考えさせられる内容だった。2024/03/12

あんず💛

0
四人の作家さんによる、四つの繊細な青春物語。 どれも全く違う話の内容なのですが、どれも心に突き刺さりました。どの話も書き出しと最後の一文がそれぞれ一緒なところが良き❤️2024/01/25

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