発達の気になる子の「困った」を「できる」に変える ABAトレーニング

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発達の気になる子の「困った」を「できる」に変える ABAトレーニング

  • ISBN:9784816367489

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内容説明

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本書は、家庭や園・学校で実践できる、ABA(応用行動分析)トレーニングをわかりやすく解説しました。
「切りかえができない」「約束を守れない」「指示を出されてもうまくできない」など、
日常生活での困ったシーンを取り上げ、具体的な言葉かけや接し方のポイントからトレーニング方法まで、
イラストやマンガ入りで解説しています。

●「その場しのぎの対応」にならないのがABA
子どもが困った行動をとったとき、その行動を変えるために、
「叱る」「我慢させる」「自覚を促す」などのように、
子ども本人を変えようとする人も多いのではないでしょうか?
ですが、その時はおさまっても、別のときにまた同じことを繰り返す…ということになりがちです。

ABAでは、行動には必ず理由があると考えます。
そこで、行動を起こすまでの状況などを見直し、
子どもが「困った行動」を起こさなくても済むよう、環境を調整していきます。

子ども本人を変えるのではなく、
子どもを取り巻く環境(行動が起きる状況やきっかけなど)を変えることで、
本人に無理をさせることなく、行動を変えていくのです。
遠回りに思えるかもしれませんが、「なぜ、そのように行動するのか」を考えることが、
対応法を考える上で大切です。

●子どもに届く接し方や言葉かけも満載
ABAを実践する際は、「いつ、どのように」子どもに伝えるのかも大切です。
本書では、子どもの心にきちんと届く接し方や言葉かけについて、具体的に解説しています。

●ケース別でよくわかる! トレーニングのやり方
実際のABAトレーニングがイメージしやすいよう、
本書では数多くの具体例とともに、実践方法を解説しました。

「好きなものしか食べない」「やるべきことがあるのに切りかえができない」
「夜、なかなか寝ない」といった生活の中での困りごとから、
「約束を守れない」「思いどおりにならないとかんしゃくを起こす」「ルールが守れない」といった、
園や学校生活など、周囲の人とのかかわり合いの中で生じる困りごとまで掲載。

困りごとに対しての解決方法とともに、ABAを使ったトレーニング方法を掲載しているので、
はじめて実践する人にもイメージしやすく、わかりやすくなっています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりん

23
ABAは英語のApplied behavior Analysisを略した呼び方で日本語で「応用行動分析」と言う。対応策をしり、子どもの特性に気づき、自分をも知る。現状況、対策、結果について記録していくのは大切。丁寧な対応策は試してみる価値はある。家庭や特別支援学級など少人数では効果的だろうけど、私の今の置かれている環境でのABAは余裕もないし、気になる子が多すぎて、実践するには厳しい。向き合う大切さはわかるけれど。。。2020/09/05

はるごん

20
子どもの特性を理解して対応していく。息子もスモールステップで少しずつ着替えや箸を頑張っている。靴を履くのもまだ練習中。スモールステップで少しずつ出来るように。向き合う事が大切だと再確認。2020/11/16

ryo

7
イラストが多用されており、わかりやすい!2021/01/30

とらえふ

0
日常生活でのABAの取り入れ方。 発達障害関連の本を読み漁ってる方にとって目新しいことはないかも。 入門書には良い。2020/01/11

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