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内容説明
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膨大な情報に惑わされず、正しい判断のために
知っておきたい現代の必須教養!
■認知バイアスとは「脳のクセ」
自分の思い込みや周囲の環境、他人からの影響、これまでの経験によって、論理的な思考が妨げられ、不合理な判断や選択をしてしまうことを認知バイアスといいます。本書ではこの認知バイアスについて、日常のわかりやすい例を用いて紹介しました。
■様々なシチュエーションでの認知バイアスを紹介
本書では、様々な認知バイアスを、人間関係、組織、消費者と市場、偏見と差別、思想と政治の5つの場面に分けて紹介。よくあるバイアスを知ると、思い込みの弊害を減らすことができます。
■認知バイアスへの対処法がわかる!
バイアスの種類と程度によっては、人を傷つけてしまうこともあります。
不合理な意思決定を避けるために、PART6では、日常にあふれるバイアスに気づき、見直すためのヒントを紹介しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロクシェ
30
評価【○】「認知バイアス(偏見や先入観)」を見開き2ページごとに1つ、淡々と紹介している本。約250Pというページ数のわりに、かなり多くの認知バイアスを知ることができます。書店の平台でよく見かける『認知バイアス事典』よりも個人的にはこちらの方が読みやすく、人にも薦めやすいと感じました。同じ月に3冊立て続けに読んで感じたのは、「認知バイアスの本は3ヶ月に1冊読むくらいでいい」ということ。著者独自の主観をはさむ余地が少なく、本ごとの差分要素も限られるため、毎回別の本で新鮮さを感じつつ復習するのがよさそうです。2023/02/21
テツ
23
人間はみな自分だけは公平且つ理知的に思考を積み重ねて諸々と対峙していると思いがちだけれど、客観視してみればバイアスがてんこもりでかかっているということへの気づき。そうした無意識の偏向からはどうやったとしてもおそらく生涯逃れることはできないのだけれど、自分が歪んだ視点で物事を眺め、歪んだ価値基準で選択しているのだという事実を常に忘れずにいれば、最低限の抵抗はできるのではないか。脳にもクセがあるのならそこで生み出される感情や思考にも同じようなクセがあるに決まっている。ぼくは公平な判断などできない。していない。2022/11/15
咲穗
10
お仕事でアンコンシャスバイアスを扱った関係で読んでみた。 こんなに種類があるならバイアスない人がいるわけないし、その前提で自覚を持って生きることが大事なのね〜2022/11/03
よう
7
図書館本。2024/06/09
ぽんてゃ
7
バイアスだらけすぎて人と関わりたくなくなった。(極論) 誰も傷つけたくない、傷つきたくない。ああめんどくさい。消えたい。みたく萎んでしまいそうだけども、 タイミングとか誤解で嫌われてもしょうがないし、傷つけてしまうこともまた人間らしくしょうがないことなのかも、そういうことは高い確率で起こりうるんだ それでも幸せな気持ちで暮らして平和を守っていこうと思った。(プリキュア)読むのしんどいと思ったけどだんだん面白くなった。 2023/05/27