内容説明
「絹葉の蕩け顔、見ないでくださいませ!」 屋敷や暖炉に取り憑く家事妖精の女心を奪 った少年ご主人様の愛と責め。 英太郎は絹葉の両手首をがっちり握ってベッドに押しつけると、律動を激しくしてくる。「ああいけません、顔を隠させてください」「ダメだって、目を瞑っちゃ。いつもみたいに瞬きしないで、じっと僕だけを見つめて」 至近距離で、感じている顔を見られながら、白い貴婦人は身も心も主に捧げていく。 気づけば絹葉はだらしなく喘ぎ、少年の腰に両脚を巻きつかせていた。(マスターの××、また逞しくなりました。私のイキ顔に興奮してくれているんですね) イギリスから日本へ渡って以来、妖精とも亡霊ともつかないシルキーになって以来、こんなにも人を愛しく思えるなんて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
15
表紙が可愛くて購入。挿絵はえっちだった。 物語は主人公と家に住む妖精との恋愛話。主人を尻に敷くお手伝い妖精が姐さん女房っぽくて面白い。 ストーリーはちょっと物足りない気もしたけれど大変宜しかった。2019/01/31
nishiyan
7
高校生の臼木英太郎と祖父が所有する古い洋館に住み着くシルキー茶野絹葉による純愛もの。シルキーへのお礼はお菓子、悪戯が好きといった昔から使われる設定に加えて、効率だけでなく質を重視して現代の家電まで使いこなしたりできるとなかなか細かい。家事や屋敷の管理に使う金銭の出所は面白い(他にも仲間がいるようで…)。英太郎と絹葉の距離が少しずつ近くなっていくところは読んでいて心地よい。現代日本にこんなシルキーがいたら楽しいだろうなぁと思わせてくれた。良作。2017/12/28
ホシナーたかはし
7
久しぶりの青橋作品。この人の作品は、ハーレム系より、一人のヒロインにねっとりしっかり絡む作品の方が、面白いしエロいと思うのです。某人外×少女にでてくる〇の君ネタw2017/12/24
まつだ
4
あああ、どうにも銀髪に弱い。弱いんだよ。ヒロインがひとりのため、じっくりした心理描写展開がゆっくりと楽しめた。そのため最後のシーンのそのイラストが印象的だった。2018/01/08
えすてい
4
言葉のやり取りはいつもの「青橋節」。どこかネジのズレたピンヒロインメイドというのも青橋らしい。一方で、ストーリーに重きが置かれ、サービスシーンが相対的に見て非常に少ないというのが今作ではさらに強まっている。元々冗長な青橋の美少女文庫だが、今回は冗長なだけでなくサービスシーン以外の物語要素が相対的に見て非常に多く感じる。ヒロインはシルクを身に纏う妖精。サービスシーンでも裸になることはなくシルクの下着を身に纏っている。あと、主人公のニオイが大好きなニオイフェチでもある。2017/12/20