アメリカ連邦議会[固定版面]

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アメリカ連邦議会[固定版面]

  • 著者名:石垣友明
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 有斐閣(2023/12発売)
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  • ISBN:9784641048348

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内容説明

国際社会や日米関係に大きな影響を与えるアメリカ連邦議会。その構造や立法過程の特徴,歴史的経緯を,ビジネス・実務関係者,学生等にわかりやすく解説。先ごろ話題になったばかりの債務上限問題の背景や,議会と大統領の関係なども手軽に理解できる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メロン

7
 非常にポップな装丁に比べ中身はしっかりとした入門書。アメリカ議会について報道で取り上げられる割にはその手続きや立法府としての機能と役割について全く知らなかったが大変分かりやすく解説されている。(党議拘束がないこと、行政府に法案提出ができないこと、法案成立に数年下手すると200年かかったものも…)立法過程や予算編成についても日本の国会、他国の議会とも大きく異なる。特に参議院と衆議院以上に上下院はその役割が大きく分かれており、になっている性質も大きく異なる点は大変勉強になった。2024/12/24

とりもり

4
知っているようで知らない連邦議会について、その歴史や機能・構成などをコンパクトに説明した一冊。上院・下院の違いや権力分立のあり方など、日本の制度とは似ているようで非常に大きな差異がある。一番の違いは行政に立法権(法案提出権)がないこと。すべての法案は議員が提出し、請願に近いものが大半で審議されないという。予算案も法案の形を採っているから同じような名前の法案が多くてややこしい…。二大政党制を前提とした制度設計が、無党派層の増加で過渡期を迎えているというのも、今後のアメリカを考える上で興味深かった。★★★★☆2024/03/10

NAGISAN

1
合州(state)国として成立したので州議会がある。本来は州では処理できないこと、州間を調整するのが連邦議会だが、マスコミ情報のみからはその実態はよくわからない。一方で、トヨタ社長が公聴会に呼ばれるなど、進出日本企業担当者は無関心ではいられない。本書は在米国日本大使館公使で議会制度に詳しい外交官により、コンパクトにまとめられている。政府提出法案がほとんどである日本と異なり、法案(予算も法案化)は議員が提出し、立法機関らしい働きをしていると評価できるが、実情は、立法化しない世論喚起型が大半のようだ。 2024/01/19

takao

1
ふむ2023/11/15

お抹茶

1
著者はアメリカ大使館の公使で,アメリカ連邦議会の実務内容を詳しく解説。表紙はポップだが,内容は硬派な解説書。「上院には審議時間の上限不存在や個別議員の発言時間が無得制限,採決に移るためには全会一致が必要など下院と異なるルールがあり,議事手続規則の改定には60票が必要で,事実上変更は困難」,「法案は有権者へのアピールという意味合いが強く,提出された法案の9割が成立しない」など,国によっても上院・下院によっても違いは大きい。2023/10/28

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