子ザルのみわちゃんとうり坊

著者名：深山さくら【作】/おくはらゆめ【絵】

佼成出版社（2023/11発売）

• ISBN：9784333024926

内容説明

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京都府にある福知山市動物園に、親をなくしたサルとイノシシの赤ちゃんがやってきました。ひとりぼっちがさみしくて、毎晩泣きさけぶ子ザルのみわちゃんでしたが、園長の思いつきでイノシシのうり坊と一緒に寝かせてみると……。「おサルのロデオ」として、テレビや新聞でも話題になったこの２匹の友情を中心に、周りの人間の優しさ、他の動物たちとの交流を描いた、心あたたまる作品です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こどもふみちゃん]

「みわちゃんとウリ坊」写真集も出ているようです。これも併せて見せたいです。是非探して子供達に見せようと思います。　児童書。４・５・６・７歳向け。我が家では、うり坊のぬいぐるみが大人気なのでこの絵本を借りてみました。実際にあったお話が、動物目線で楽しく描かれていました。子供達も身を乗り出してこの次はどうなるのかとはらはらしながら、そして大笑いしながら聞いてくれました(^<^)。お勧めです。

2011/12/20

[読書国の仮住まい]

ある時期、子猿がイノシシの背中に乗って園内を駆け回る光景が報道され話題になった福知山動物園。 その写真を見て深山さんが想像して書いたお話。 イノシシ、こちらは不燃物埋立処分場の堀に落ちているところを発見された。 母親と逸れており動物園に預けられうり坊と呼ばれる。 子猿、こちらは母猿と死別しているところを助けられる。 その町からみわちゃんと名付けられる。 みわは寂しくて泣くことが多かったが、うり坊と仲良くなり背中に乗るようになった。 猿もイノシシも大きくなるのが早く、実際は半年くらいで二匹は離されたらしい。

2024/09/04

[こどもふみちゃん]

再読。

2011/12/20

[むらさき]

動物好きの子どものために借りました。子ザルみわちゃんとうり坊の実際にあったお話に動物同士の会話が素敵でした。子どもたちも喜んで聞いていました。

2021/03/31