内容説明
「第三獄囚を討伐せよ」ファウスト魔術校きっての危険な存在が脱走した。師の造った完璧な獄を破り、“新宿”へ潜入したのだ。その正体、人数、目的は不明。派遣された六人の討手は、弟弟子の“魔界医師”メフィストに協力を要請した。だが直後、二人が惨殺されてしまう。一方、彼らとは別に師の命を受けた若き魔道士フランツも、単身脱獄囚を追っていた。やがて敵の恐るべき正体が判明。究極の魔戦の前に討伐隊は次々と斃され、メフィストまでもが魔術の虜に!“魔界都市”を激震させる魔法戦争の行方は。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、82年『魔界都市“新宿”』でデビュー。85年、『魔界行』(祥伝社刊)三部作が大ヒット、ベストセラー作家の座を不動のものとした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばけうめ
1
いつもの安定の展開。 面白くもあり、それほどでもなし・・・2022/12/02
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
なんだかなぁ、一応魔界都市の集大成を大長編で書いて、一度話にけりをつけて欲しいんですけど、どうですか2009/09/26
しゃお
1
メフィスト自身の活躍は今回は地味目。なんだかんだで最後の方に出てきたあの人がいいところを持っていったなぁ(笑)。2009/09/08
Lua Cheia
1
久しぶりのメフィスト先生だが、今回の立場はむしろサポーター。いろいろな裏設定を含んでいるのでマニアックに面白いけど、ストーリーとしてはパワーダウン…かなぁ。元々『ブルース』の人情話のような短編の方が好きなので、今回は人形娘が主役ってことでいいかと。2009/09/01
吉原僚一
0
ワクワクしますね