内容説明
2024年2月、日本の近代化の転換点となった日露戦争の開戦から120年を迎える。読売新聞が「開戦100年」の節目に日露戦争を取り上げた連載とその単行本化(2005年・中央公論新社)を経て、2010年に刊行された中公文庫版『検証 日露戦争』を電子書籍として復刻する。
司馬遼太郎の国民的小説『坂の上の雲』で印象づけられたいわゆる「司馬史観」の再検証や連合艦隊司令長官の東郷平八郎ら数々の歴史的人物の「虚実」を多角的に分析。2022年2月のウクライナ侵略開始でロシアの動向が注視される中、「第零次世界大戦」とも称された20世紀最初の総力戦の実情を知ることで、その歴史学的・地政学的な背景を探るヒントを得る。
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