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内容説明
具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日……。
彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。
愛川素直という少女のレプリカ、便利な身代わり、それが私。
姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。
自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、
オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。
だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。
海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、
ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。
――第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作コミカライズ第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
28
原作3巻のオビで知る。すでに1巻の前半あたりのストーリーを忘れかけているが、ナオがアキと出会って、お互いのことを知ることになるところはやはり感動的。たとえ記憶に欠落がなくても、自己が存在すること自体から始まる孤独感に、突破口が開かれた瞬間だ。レプリカ・セカンド・二世……などどオリジナルから呼ばれていても、人間には変わりがない。コミックでストーリーを反芻してみて思うと、りっちゃんの作品の内容を知ったときは、相当に動揺しただろう。原作の方はどんどん展開中で、いろんな事件も起こるが、コミックでも続きを読みたい。2023/12/31
へくとぱすかる
24
3巻が出た! しかし2巻が未読のままだった。しかも1巻の内容を忘れている……。そんなわけで再読。前回はあっという間の読了だったが、今回は5日ほどかかってしまった。それはさておき、レプリカについて「Why」こそテーマにかかわる重要な要素だが、「How」については説明ぬきで進行する。狭い意味でのSF作品にはならないわけだ。細かいことは気にせずに、現実にはありえない設定での、みずみずしい青春物語を楽しめばいいのだと思う。ストーリーも絵もぴったりしているし、表紙のイラスト1枚が作品のカラーを象徴していると思う。2024/12/29
わたー
21
★★★★★原作既読。原作イラストの雰囲気を一切壊さない、正に理想的なコミカライズだった。というか、単純にクオリティが高い。また、原作ではナオの一人称だったことで見えにくくなっていた、素直のナオに対する思いについても上手く表現されていて、より作品を楽しめるようになっていたのもグッド。これからも応援していきたい。2023/11/27
immortaleye
1
原作二巻まで読了。原作一巻をなぞる展開。当たり前だけど漫画とラノベでは表現技法が違うなと実感します。二巻も楽しみです2023/12/21