内容説明
人間洞察の深みから子どもを理解するために。最重要基本文献『霊学の観点からの子どもの教育』に続くシュタイナー自身による幼児教育論の全貌がここに。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんぴつ
1
難しかった…わかったことだけ少し記録。7年周期で人の教育の仕方が大きく異なる。7歳までは模倣させる。14歳までは、権威により習慣、記憶づけ。しかもファンタジー、お話しを用いて。21歳までに批判的な悟性や真理をつかむ。そして人の気質や性格は、遺伝だけでなく前世からの影響もあることや、自我との関わり、人相学、身振り、歩き方、話し方、感情などから人の特徴を大まかに4タイプに分けている。読みやすい本ではなかったがなんとか読了。図や解説があればな…2025/06/11
Yasuaki Miyamoto
1
子どもの成長過程に相応しいものを与える、という基本的な考え方について、子どもの成長過程の観察結果がシュタイナーの思想に基づいて解釈・説明されています。シュタイナーは子どもが育つ環境を構築する役割を担う教師そして周囲の大人に高潔な姿勢を求めています。しかしながら、実際のシュタイナー教育の場では、教師の力量もさることながら、両親の生活態度、都市における希薄な人間関係などにより、理想的な場を実現することは困難であることが多いように思います。だからこそ都会で求められる教育だと思ってます。2015/02/20