内容説明
SDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくなか、農水省が2021年5月に発表した「みどりの食料システム戦略」。2050年に向けて、農林水産業のCO2ゼロエミッションの実現、農薬の50%削減、化学肥料の30%低減、有機農業の面積を25%(100万ha)に拡大、といった思い切った目標が掲げられている。この戦略には日本農政の大転換として期待の声が上がる一方でさまざまな批判も寄せられている。「みどり戦略」を日本農政(農業)の真の大転換にするためには何が必要かを、識者や農家とともに考え、先進地域に学びつつ提言する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミミミ
3
農業やりたくなってくる2022/07/07
dulce_zakka
3
多様な人の意見が聞け、視野が広がる良本2022/04/24
中村蓮
2
農機や農薬メーカーなどはいないので多少の偏りはあるかもしれないが、各分野でどのように受け止められているか(国についてはどのような意図で策定したか)、少なくとも有機農業の拡大という方針に限っては理解できた。 個人的には「グリーンウォッシュ」という言葉がよぎる。 地元で考えると、まずは有機栽培と慣行栽培の農家間の相互理解が必要そうです。とにかく揉めないでほしい。市民農園の中でさえ有機栽培だと排斥されるから難しいだろうけれど、自然との共生には隣人との共生も含まれるでしょうから。2022/05/20
林克也
0
大変参考になりました。特に”農家、百姓”の方々のリアルな言葉には刺激をうけました。 一例として、千葉県佐倉市の林重孝さんの「日本を殺すには軍隊いらぬ.食料の輸出を止めればいい」。2022/12/16
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