内容説明
ヤギ、アイガモ、ガチョウが草刈り・草取りに大活躍。田んぼや畑、農地まわり、庭先、遊休農地などで、家畜たちはのびのびと動き回り、草刈り・草取りに驚きの能力を発揮する。この本では、家畜の食性・行動特性、「適材適所」の放牧・放飼のやり方、脱走の防止と超獣害対策、繁殖のやり方、日常の世話や健康管理の留意点、卵・肉・糞の利用などをわかりやすく解説する。このほかにニワトリ、コールダック、ブタの放飼・放牧も収録。山あいの農地での著者の15年余りの実践をもとに、草刈り動物で身近に家畜がいる暮らしを始める1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
75
電子図書館電子版で読了。憧れの草刈り動物、いつかは飼ってみたいと夢見つつ現実には飼育環境の確保が困難だろうなと胸に仕舞う▽[第1章:草刈り動物の魅力]1年間の流れ[第2章:草刈り動物を飼うには]適材適所[第3章:ヤギ][第4章:アイガモ][第5章:ガチョウ][第6章:草刈り動物の繁殖方法][第7章:健康管理][第8章:脱走と侵入][第9章:ニワトリ、コールダック、ブタ][第10章:卵、乳、肉、糞の利用][第11章:未来の畜産][付録1:参考文献]入手方法[付録2:ヤギトラブル]対処方法▽2023.8刊2024/06/17
MOTO
7
草刈り動物と暮らし…たい。あくまで願望。 でも、狭いお庭で彼らを飼うなんて無理だしね。 自らが草刈り動物と化してせっせと刈るしかない。 諦めてるけど、つい憧れてしまう。草刈り助っ人がいるお庭。 出産とか健康管理とか大変そうだけど、すごく楽しそうだった。2023/12/06
ぞだぐぁ
1
鹿児島大学の准教授がプライベートでも山間の田んぼで動物による田んぼや畔とかの除草や害虫駆除を試して、どういうことに気を付けないといけないかとか動物毎のメリット・デメリット等を割と平易に書いている本。 似た使われ方をするように思える山羊と羊で前者は色々食べてくれるけど、後者は果樹園の落ちた果実を食べないでくれる等対比した表等もあって分かり易い。 カラスにアイガモがさらわれる所とか、助かって傷ついた姿や種付け直後の山羊のフローバックした様子なんかも写真であり薄さからペラペラと読んでいるとビックリする。2023/11/16
kaz
1
草刈り動物と暮らすのは面白そうだが、苦労も多い。図書館の内容紹介は『ヤギ、アイガモ、ガチョウが草刈り・草取りに大活躍! 山あいの農地での著者の実践をもとに、「草刈り動物」としての家畜の特性、除草目的での放牧・放飼法、日常の世話や繁殖法、卵・乳・肉・糞の利用法を写真で解説』。 2023/10/18
遠州灘子
0
とても勉強になった。愛が持って一生懸命働いて、最後は人間に食べて利用されるらしい。哀しい。2025/05/14