角川書店単行本<br> ひとり旅日和 幸来る!

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角川書店単行本
ひとり旅日和 幸来る!

  • 著者名:秋川滝美【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041140178

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内容説明

人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。
会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。
初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲を広げていく。

日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。
今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は新潟・能登『のとじま水族館』!
お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。
その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。

ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。
本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、
教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。

今回の旅先は新潟、山口!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

157
やっと・・やっとここまで来た~!だが遠距離恋愛(笑)まぁね、ひとり旅の醍醐味を知っちゃった日和だもの。「ひとりでもふたりでも旅は楽しい。どっちにも良さがある。」って言う蓮斗が相手だしね。博多に転勤が決まってもゆっくり進展していくのだろう・・あぁ、じれったい。2023/12/12

みかん🍊

85
今回は能登から、以前行った事があって半島の先端の灯台まで見てきた、水族館やあの風景は記憶にある、新潟は行った事がない、しかし地方のJRは本数が少なく列車だからのんびり出来そうだけど、この列車逃したら1.2時間来ないと時間に追われてアクセクしてしまうのよね、最後の山口も昔行った、秋芳洞は見て来たが下関までは足を延ばさなかったので一度行ってみたい、 日和が感じた「景勝地が天災に見舞われて美しさを失うこともあるだろう」という思いが、この本が出版された時はまだあの震災が起きる前、作者もきっと心痛めている事だろう。2024/04/16

ゆみねこ

84
日和さんにようやく幸が…。しかし、ここまでが長かったねぇ。表紙の遊覧船、いつか乗りたい!ここの海岸は何度も通っているのに。能登はレンタカー旅、新潟は公共交通機関…。いや、新潟は車移動でも広いからねえ。遠距離恋愛になっても、この二人なら上手く行きそうだね。2023/12/23

Ikutan

77
シリーズ第五弾。旅のガイドブックのようなこのシリーズは、いつも旅気分を味わえるのが楽しみなのですが、今回は能登から始まっていて、皆さんが書いている通り『旅は一期一会、新しく造られるものがある一方で、景勝地が天災に見舞われて美しさを失うこともあるだろう』の一文が心に突き刺さりました。それはともかく、すっかり人見知りではなくなった日和は、今回もアクティブに旅を楽しんでいる様子。心の中での言い訳が多いのは相変わらずですが、どんどん前向きになっているところが嬉しい。そして、幸来るですね。シリーズはまだ続くのかな。2024/03/02

いたろう

74
シリーズも、もう5作め。今作の、日和の最初のひとり旅の行き先は、能登、輪島。この本が出たすぐ後に能登の震災があったということで、どうしても気持ちがそっちに行ってしまう。日和が旅した、のとじま水族館も、輪島の朝市も、地震で大きな被害を受けたのは何とも痛ましい限り。奇しくも、「景勝地が天災に見舞われて美しさを失うこともあるだろう」という記述があり、思わずドキッとさせられた。そして第四話、山口の旅が、今作のハイライト。副題の「幸来る!」とは、そういうことだったのか。もしかして、このシリーズは、これで終わり???2024/03/08

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