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内容説明
日本人なのに、日本語が通じない!?
「上司の言葉がわかりません」
「親の言っていることが理解不能」
言葉の世代間ギャップがここまでの拡がりに……。
【若い世代が混乱する上の世代の言葉】
「10時まわってから」って、何時何分?
「一丁目一番地」って、住所じゃないの?
「見積もりに色をつけて」って、何色にすればいい?
「よしなに」って、どういうこと?
「けんもほろろ」って、どんな状態?
「イッテコイ」って、どこへ行けばいい?
自分の思いや意図がすべて伝わる語彙力UP↑↑↑
目次
はじめに
コミュニケーションの溝 その1
〝もうひとつの意味〟が通じない
・文字通り以外に、こんな別の意味がある
コミュニケーションの溝 その2
いったい何のことやら―。
比喩の共通認識は薄まる一方
・知ったかぶりでは、会話にならない
・どんな意味かわからない「~のような」
・短い一語で、ユニークな比喩&深い意味
コミュニケーションの溝 その3
あいまいな言葉の捉え方は、各人各様
コミュニケーションの溝 その4
昭和世代がよく口にする言い回しは若者には謎すぎて、ほぼ理解不能
・会社の上司(おっさん)が言いがちな
・おばさんも日常会話でよく口にする
コミュニケーションの溝 その5
馴染みのないモノ・コトからは言葉が想像できない
コミュニケーションの溝 その6
聞き間違い、覚え間違い、カン違い
【現代人への提言】 ――「やさしい日本語」が日本を救う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Twakiz
34
時代の流れで流行りの言葉や言い回しは変遷していくもの。「昭和世代の言い回し」のコーナーは昭和後期生まれの自分でも、意味はわかってももはや使わない、見聞きしないものも多かった。「ガラガラポン」「すっとこどっこい」「一丁目一番地」とか。しかし今の子どもたちは「おつり」が分からない、と聞いてひええーと。ネットスラングに溢れて美しい日本語や味のある言い回しが消えていくのは、さみしい。2024/02/20
tetsu
13
★2 ほぼほぼ知っている言葉の解説だった。若い人向けに上司がいいそうな言い回しの意味を解説している。時代とともに言葉も変わっていくので、この本に登場した様々な言い方も死語になってゆくのでしょう。 ただ、キャッシュレスになりお釣りの意味を知らない子どもがいることには驚いた。 確かに電子マネーにはお釣りという概念はないなぁ。 2023/12/21
家主
5
1C 色をつけるとは、少し多く料金をしてやる、ということ。秋風が吹くとは、男女の関係が冷めること。一杯食うとは、だまされること。一杯食わすとは、だますこと。足が出るとは、予算をオーバーすること。心臓が強いとは、厚かましく平然としていること。煙たい人とは、敬遠したくなるような人のこと。虎の尾を踏むとは、非常に危険なことをすること。頭の上の蝿も追えないとは、自分のこともできない情けない状態のこと。コップの中の嵐とは、限られた範囲内で起きた揉め事のこと。なんとなく意味はわかるけど、はっきりわからないのもあった。2024/01/07
asa
3
★★ この言葉、ほんとに若者は知らないの?と驚くものばかり。(自分がそれだけ歳をとったということか?) 想像してた内容とはちょっと違い、ネットで購入したのは失敗だったかな。短時間でかる〜く読めるけど、構成もいまいちだった。2024/04/10
ヨミトロール
2
ほぼ全部分かるという自分は、古い人ってことなのか。それはそれで怖い。丼勘定の丼がポケットだったとは。何かの時にネタにしよう。2024/04/15