内容説明
どんな犯罪にも「起源」があり、殺人は人間にとって最大の禁忌だ。最初の事件の犯人は20万年前の原始人で、動機は怒りだった。信じていた仲間に失望し、棍棒で仲間を殺してしまう。太古の昔にどんな人間ドラマがあったのか――(表題作「人類最初の殺人」)。誰も知らなかった「人類最初の犯罪」の 末に国立歴史科学博物館の鵜飼半次郎が独自の理論と手法で迫る。そのほか、「詐欺」「盗聴」「誘拐」「密室殺人」を収録した連作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
昼寝ねこ
104
人類最初の殺人・詐欺・盗聴・誘拐・密室殺人と、なかなか興味深いレアな題材を集めた短編集。豊かな発想力と想像力で書いている。帯に「タイムスリップミステリー」とあるが、それほどガチのSFではないし、ガチのミステリーでもない。ラジオドラマのスタイルをとっていてライトな感じなので、YouTubeやポッドキャストの歴史ミステリーチャンネルに近いかもしれない。藤原鎌足や中大兄皇子が出てくる「人物最初の盗聴」と、卑弥呼(ヒミコ)が活躍する「人類最初の密室殺人」が面白かった。2024/12/03
barcarola
8
古代、それも舞台となる場所もバラバラの物語をラジオドラマの形態をとることで読みやすくしている。面白かったのは表題作「人類最初の殺人」。ところで、鵜飼さんも謎である。2024/07/14
きゅうくつ
7
誘拐と密室殺人が好み。2025/01/04
ブランノワール
6
面白かったです2023/12/14
調布ヶ丘ダンスダンスレボリューション
4
遠い昔に起こった犯罪をラジオ形式で紹介していくという体裁で書かれた本書。それ自体は面白いんだけど、ミステリとしてはちょっと弱いかなあっていうのが正直なところ。2025/08/12
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