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内容説明
米国FRBは、アメリカの中央銀行にあたり、米国の経済安定のために様々な金融政策を実施。その動向は世界経済に大きな影響を及ぼします。本書は、FRBの仕組みから、役割、日本経済や世界経済への影響等を、わかりやすく解説。FOMC(連邦公開市場委員会)経済見通し、議事録の読み解き方から、FRB議長記者会見の見方まで、金融関連ビジネスに関わる人、株式やFXなどの投資家は必読の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジャズクラ本
15
特に感想を書く類いの本ではありません。200頁足らずで概括を手軽に知るのに丁度良いかと。深く知ろうとすると本書だけでは物足りないかもしれません。また、パウエル氏によるインフレ抑制に終始している現状に合わせて書かれているので、時代が変わると多少ピンボケになる可能性はあります。2023/11/27
ヒロキです
12
FRBについて解説された本。中でも連邦準備委員会の構成について、クラスA・B・Cとあり、クラスB・Cは金融業界と直接関与せず、特定業界に偏ることのない一般市民代表が選ばれる。地区連銀取締役会の議長と副議長はクラスCの中から選ばれ、地区連銀総裁はクラスBCから推薦されること。ニューヨーク連銀が、外国為替市場への介入・公開市場操作の実施・金の保管などを担う最重要の銀行であること。FOMCはFRB理事7名と地区連銀5名の12名で構成され、副委員長にはニューヨーク連銀総裁が担うこと。などが参考になった。2025/06/28
のり
4
FRB,FOMC,CBDC,FRS,PCE,CPI…色々な指数から将来の経済見通しの仮説を立てるみたいな感じ。投資をしている人にはよく耳する英単語略ですが、全く頭に残っていません笑2024/10/01
Kooya
3
アメリカの中央銀行であるFRBの概要や公表資料の見方を論じた本。制度の全体像だけでなく、小売売上高やPCEといった経済指標の読み方等も解説している。経済のメカニズムに関する説明は初歩的で陳腐だが、個々の経済指標の特徴を簡明に示していることは、実際に経済指標を読み解く際の勘所を手っ取り早く押さえられる点で良いと思った。2025/05/22
田山河雄
2
本書は私には高等過ぎた。金融業界の方々、FPなどマネー関係、FXをおやりになる人々向けの書物かも知れない。FOMC毎に公表される同声明文、同時に行われるFRB議長記者会見、3週間後のFOMC議事録他、その読み方文章の目配り等何処に注目するのか等が述べられている。指標さえ読みこなせない身には、やや重すぎたかな~ 理解できる日が来れば有りがたい。2024/06/09