内容説明
貧乏領地の未来をかけて理想の婿を探しに王都へやってきた『石の民』の娘ミュリエル。
王弟アルフレッドと夢のような結婚式を挙げ、二人は晴れて夫婦となった。
そして女辺境伯の地位をたまわったミュリエルは自らの治める領地を求め、新たなる天地へむかう。
若き領主として民を率いる立場になった二人は、滅びかけた国に奇跡のような幸せをもたらしていく――。
超格差婚からはじまる幸せ異文化婚姻ストーリー第2弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
王弟アルフレッドと夢のような結婚式を挙げ、晴れて夫婦となった『石の民』の娘ミュリエル。女辺境伯の地位をたまわったミリーが、アルフレッドと共に新天地へむかう第二弾。領地経営のために不遇な状況に陥っている人材に声を掛けたり、祖父母に会ったことで浮かび上がった課題に、周囲の協力を得ながら取り組むミリー。婚約式や蛮族の結婚式を経て夫婦になった二人が祝福される様子も良かったですが、向かった新天地ヴェルニュスの過去の事情を踏まえつつ、新領主として民に向き合い、自ら率先して精力的に働くミリーの姿がなかなか印象的でした。2023/11/15
nishiyan
9
王弟アルフレッドと縁付き、あっという間に囲い込まれたミュリエル。様々な調整の末に領地にいる家族も参加する婚約式を迎えて…という本巻。前半は婚約式と結婚式に至るあれこれ。二人を取り巻く周囲の回想が多めに盛り込まれているのは興味深い。後半は二人にとって因縁のあるラグザルから割譲した土地を領主として治めることになる話。常識外れの力を見せつつも領民を気遣いながら、政治を進めていくところは頼もしく、まさかイローナの父パッパが活躍することになるとは思わなかった。これもミリーが引き寄せた縁なのだろう。次巻はどうなるか。2023/11/19
ちいたけ
3
(紙)婚約、結婚。領地を立直そう。パッパがすごいぞ。(笑)2023/12/26
菊地
1
もうパッパが主人公でいいよ。2025/02/21
asaasa
0
★★★☆☆2025/03/22