魂のランドスケープ

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魂のランドスケープ

  • 著者名:細川俊夫
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 岩波書店(2023/11発売)
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  • ISBN:9784000012836

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内容説明

「声」(存在しているものの奥に流れている声)が聴こえるのを待ちながら,作曲家はただひとりで冒険の旅を歩いて行く―創造の秘密や,音楽活動を通しての喜び,悲しみを率直に綴った初のエッセイ集.自然への畏敬を抱き,宇宙の音との豊かな関わりあいを求めて真摯に生きる芸術家の言葉が,現代日本人を厳しく打つだろう.

目次

I
1 「声」について
2 聴くことについて
3 川のほとりで
4 魂の音楽
5 雲の響き
6 祈りの空間
7 魂のランドスケープ
8 言葉のない言葉
9 自然からの声
10 日本と西洋 I
11 日本と西洋 II
II
1 祈りの音楽
2 音楽の梵鐘様式
3 音楽の空間
4 カテドラルと日本の庭
5 音楽ビジネス
6 現代音楽入門 I
7 現代音楽入門 II
8 音楽の背景
9 二つの演奏会
10 高い木
11 沈黙から沈黙へ
12 内なる響き
13 ソット・ヴォーチェ
III
1 ユン・イサン先生のこと
2 武満徹のこと
3 身体――音の母胎
4 音楽と自然
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メデスキ

1
この作曲家、自分が評価されないとその評価した人のセンスを暗に「悪い」ってグチグチ言う人っぽい。随所にその片鱗が伺える。そういう反面教師的な意味で、読む価値がある。社会的「結果」を出しているけど、「結果」(←下手をすると一度だけかもしれない)を取り除けばあっさり見えてしまう下劣な品性の持ち主の典型。

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