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内容説明
なぜ「おじさん」ばかりが権力を握る組織は劣化するのか。日本企業が長期にわたって停滞しつづけた真の理由に迫る。
中高年男性ばかりが経営の主導権を握る、同質性集団が陥る罠とは何か。激動期に30年も現状維持を選択した「サラリーマン社長」の生態をはじめ、新卒大量一括採用と終身雇用がもたらした弊害など「日本型組織」の問題を読み解く。
行動経済学や社会心理学など豊富な学識をベースに、さまざまな企業実例なども紹介しながら解説する、ユニークな日本組織論が誕生した。
目次
第1章 日本企業、30年不変のシステム
第2章 男らしく、リスク回避的は宿命か
第3章 「しがらみ」という戦略的互恵関係
第4章 男子系組織がもたらす想定外の弊害
第5章 同質性集団が繰り広げる同質的競争
最終章 素人の経営を脱する究極の感情
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
17
男性役員ばかりがひしめく企業の批判かと思いきや、変化を恐れる日本企業にダメだしをしていた。 なぜ、日本人は変化を恐れるのか。それは遺伝子的にリスクを恐れる不安を強く感じるものがあるから。 日本は男が働き、女が家庭を守るという文化が根付き、同質性集団ばかりの男企業になってしまった。よって変革を恐れ、時代に乗り切れず衰退した、という理論。2024/03/24
侘び寂び侘助
2
一つの見方だと思う。ついつい頷いてしまう事が多い。自分も同じような傾向があるので注意必要。2024/01/11
houraiken
1
だいたいの伝統的日本企業にあてはまると思います。 市場や会社が成長しなければポストも不足するのに、降格人事はしません、年功序列ではなく若手も昇進させますと言ってしまう人事部はこの先どうするつもりなのかなーと弊社内でも生暖かく見ていました。 多様性もそう言わないといけないから、という感覚で言っている経営者が多いと思います。本当に覚悟を決めてそうする気がないのなら、言わない方が求職者にとってもミスマッチがなくてお互いに幸せだろうと思います。2024/12/23
ハザマー
1
助成経営者、役員がいれば失敗しなかたとの切り口は一理あるが、これは結果論であり極端な論議であろう。 しかし、男の競争心、どんな手を使ってもライバルを蹴落とす気質と女性の協調性などの臨機応変さは混ざった方がうまく行くこともあるでしょうね。 ビジネスの場は、結果で判断されるものなのでタラればばないね。2024/11/26
Ikehan6013
1
変わりたくない日本企業。その通りと思う。同質性組織、女性進出違い。他社もやってます。ビジョン10年後を本当に考えているか。2023/12/02
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