内容説明
丁寧な解説とわかりやすい映像で大人気のYoutubeチャンネルが書籍化! 知られざるヨーロッパの真実を時代別に分けて、ユーモアたっぷりにお届けします。
あの有名な王族、貴族の教科書には載っていないウラの顔、実在したトンでも職業、庶民たちのおもしろブームなど、世界史が好きな人も、苦手な人も楽しめる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
102
表紙のジェーン・グレイの絵に惹かれて読みました。現在イギリス在住のyou tuberまりんぬの歴史トリビア集です。1章王家・皇帝の話・2章貴族の話・3勝庶民の話で、やはりイギリスの話がメインでした。世界史の教科書には絶対載らないであろう王家のエロ話や、産業革命以降のロンドンの庶民の悲惨な生活や煙突掃除人や下水ハンターなどのとんでもない職業など、当時の社会に生きてなくて良かったです。アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカンは、アマチュア・レスリングで最強のレスラーだったのははじめて知りました。2024/06/04
ヒロ
87
中世から近代の時代を王家、皇族、貴族、庶民の視点であまり知られていない裏側をまとめた作品でとても面白かったです。自分の体がガラスで出来ていると思い込むガラス妄想、高級車が買えるほどの値段がしたヴェルサイユ宮殿の貴族衣装、高値で取引されるため、墓場を掘り返して遺体を手に入れる死体盗掘人等、沢山のエピソードを面白おかしく紹介していたので、最後まで興味深く読めました。著者のまりんぬさんはyoutuberとして楽しい動画も沢山出しているのでそちらもまた引き続き見ていきたいです。2023/11/19
Nat
32
図書館本。さらっと読了。結構知っていたものが多かったが、ガラス妄想に悩まされたシャルル6世のような高貴な身分の人たちが多かったことは、初めて知った。2025/03/01
marumo
17
割と書き尽くされている(主に中野京子さんによって)トピックばかりで、目新しいことはあまりなかったかなあ。全体的に浅堀りなので物足りないです。知っていたことでも作者の視点を通せば面白い…ということもあると思うけれど、全体的に西洋史トリビアびっくり事典って感じで児童書みたいでした。2024/02/12
めぐ
9
西洋史におけるトリビア集。王族、貴族、庶民と3章に分かれている。有名なエピソードからそうでもないものまで。18世紀あたりまでは聞いたことのあるものが多かったが、補足説明には初耳なものや、近代ではそうなんだ!?というものもチラホラあり、結構面白かった。やっぱり昔は悲惨な話が多いな、現代人で良かった…としみじみする。その頃日本では何があったか、も付いていて親切。書籍版映像特典のパイナップルの像には笑った。2024/06/05
-
- 電子書籍
- 【分冊版】隻眼の少女(15) 文春e-…