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内容説明
「軽い自閉症児」の誕生から中学生までの日々を綴った、他に類を見ない「学術的子育てエッセイ」。発達心理学を専門とする大学教授の父と、臨床心理士/公認心理師である母が、専門家目線と保護者目線を行き来しながら描く。障害が軽いがために「障害者枠」では扱ってもらえず、「普通の子」と同じフィールドで暮らすがゆえに直面するさまざまな出来事、そして学校教育の問題点を、ユーモアを交えて鋭く綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
8
親2人が心理学を学んでおり父は大学の教授。母は現場で支援を行っている。それらの2人の間の凹凸ありの子供と発達障害のある息子の子育てについて書いてある本。現在中学生ということでそこまでの子育てについて書いてある。学校でのことや学習の支援などについても専門家ならではの理解も含めて紹介している。思慮深さが伝わってくる。ひとつの参考にしたい。1冊2024/04/07
Asakura Arata
6
本書のような体験談が、自分にとってはとても参考になる。所詮専門家と言われても医者はジャッジするだけだからなあ。特に発達障害に関してはその傾向が強いなあ。しかし学校教育現場の荒廃の様は底を抜けている感じだなあ。2023/12/24
カモメ
4
発達障害は原因がはっきりしない為行動や情緒の状態をもとに検査を行う。しかし専門職が少なく、1歳半の健診では分からないことがほとんどである。発達障害は類型論的ではなく、特性論的な捉え方に変わってきてスペクトラムとして考えるようになった。自閉症の人の多くは感覚過敏を抱えており、偏食は好き嫌いやわがままではなく、異なる味に感じたりサクサクがチクチクした痛みに感じたりするゆえである。こだわりも強く、「まあ、いいか」が通じない。ことばの遅れは自発的な模倣の起こりにくさが原因の一つである可能性が高いと指摘する。2024/06/25
読書熊
4
こんなにも丁寧な育児記録はなかなかない。発達障害の子を持つ親におすすめの一冊2023/11/22
たの
3
ひとりの発達障害児の、生誕〜中学生活がリアルに描かれている学術的?エッセイ。両親共に発達障害に関わる職ということで、かなり淡々と障害受容をし、事例検討的に見ている様子が興味深かった。学校や公的機関の対応について色々不満はあれど、強く批判するのではなくその時々でできることをしていく姿勢にリアルを感じた。2024/01/13
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