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内容説明
ロジカルな「正解探し」には限界があり、AIに勝ることもできない。
いま必要なのは、0→1の発想を生み出す「問いかけ」の力だ。これからのビジネスにおいて必須の「問いを立て、磨くこと」の具体的な方法を解説する。
たとえば、「なぜヒット商品を生み出せないのか」ではなく、
「どうすれば私たちは日本でストレスを抱えているビジネスパーソンに新しい通勤体験を提供する商品をつくれるか」
と、問いに「人(私たち)」が入れるだけでも、ポジティブになり、生まれるアイデアの質と量は変わってくる。
「新しいアイデアを生む」「考える力をつける」「解決策を導く」「イノベーションを起こす」「未来の可能性を模索する」――
生成AI時代にこそ必要な「思考」と「創造力」は、すべて“問い”から始まる。
※本書は、2018年9月に小社より刊行された『0→1の発想を生み出す 「問いかけ」の力』を加筆・再編集し、改題したものです。
【目次】
第1章 「これからの時代に求められる力とはなんだろうか」
第2章 「0→1の発想に役立つのはどんな問いか」
第3章 「“問いかけ”は組織をどう変えるか」
第4章 「問いかける力を磨くためにできること?」
第5章 「仕事を、人生を楽しくするために、今日から何ができるだろうか」
第6章 「生成AIが台頭する時代の問いかけとは?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
八角屋
4
所属する組織の空気を変えたい人にはいい本。個人レベルでも、なんだか未来に希望が持てる気がする。「Talk Less, Do More」気に入りました(^^)2024/03/13
shu_reading
1
★★★☆生成AI時代台頭する中で改めて問いかけの重要性を感じる。その中でも変化をもたらす問い、問いかけの中に人を入れるという事はとても参考になった。2024/01/11
affistar
0
以前出した単行本をベースに生成AIのことを追記して新書にした本。この本の通りにしたとして、何かが生まれるのだろうか・・とちょっと思ってしまった。(実際に手を動かしていないからかもしれないけれど。)問いを作り、それに答えていくことで、物事を前に進めたり、仕事を発展させたりすることができることは理解できます。そのサイクルをどう回していくかが難しいので、そこにもう少しフォーカスをあててほしかったです。2025/01/05
ukitama
0
冒頭にロジカルシンキングに対する否定(著者は批判する気はないとは、言っていますが)から、始まる内容でした。しかし、、ロジカルに考えなくて、どのように「問い」に対する答えは探すかが、書かれていないので、もやもやする内容です。また、「問いもアイデアも不責任でよい」と書かれてますが、これって、ブレストの基本的な考え方で、決して新しい方法論ではない。具体例が無く、抽象的な記述で、新しさを演出している内容なので、よくよく読むと今あるものを書き直しているだけという感じで、読み続けるのがしんどい本でした。2024/02/25