内容説明
心霊と数学で推理せよ!
累計750万部突破、最強バディミステリ!
大学の新入生・斉藤八雲は、研究室に置きっぱなしの
チェス盤の駒を動かしてしまったことで、
優秀だが風変わりな准教授・御子柴岳人に目をつけられる。
ひとりでに動くぬいぐるみに人が消える肝試し――
事件を解き明かすのは、赤い瞳を持つ青年と数学で世を解体する学者バディ!
累計750万部シリーズ最新文庫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chatnoir
12
八雲君と御子柴さんメインで遥香ちゃんが”ちゃんとした”登場前のエピソードです。あっという間に読んじゃった...というか、読めちゃったかな。学生が殺された話は心霊探偵八雲のシリーズでもあったな...この大学殺人事件だらけかも。ひき逃げも前にあったような...。ちょっとデジャブな巻でした。2023/12/26
紅羽
11
八雲シリーズと御子柴シリーズのコラボ作品。ベースは八雲視点かな。時間軸は晴香と出会う前。御子柴の研究室にあったチェス盤を幽霊の示すまま動かした事から悪縁のような縁で繋がった二人。厭世的で我が道をいっているような八雲の更に上をいく困ったちゃんな御子柴先生。仕方なく折れるしかない八雲がちょっと可哀想。その奇妙な共闘はやがて御子柴のルーツへと繋がっていく展開はお見事でした。またこの二人を見てみたいです。2023/12/06
ドットジェピー
6
面白かったです2023/12/27
よっしー
5
八雲と御子柴先生のコラボ、楽しかった。駄々っ子みたいな御子柴先生にはさすがの八雲も手を焼いてたようで(笑)まだ出会ってないはずの晴香ちゃんが所々で見え隠れしてたのも良き。2024/04/14
みかりん
5
久しぶりに八雲くんに会えました。しかも今回は、御子柴先生との出会いから始まり、そして、二人で知らない間にタッグをくんで解いた事件の数々、面白かったです。御子柴先生の駄々こねなんかも、そこに居たらイラッてきそうですが、読者としては、二人のやり取りを、クスクス笑いながら読ませてもらいました。 それと、所々で晴香ちゃんが見え隠れしながら、話が進んでいくのも面白かったです。なんかまた一巻から読みたくなりました。2024/01/24