内容説明
京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった! 彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男……。「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。一方、猫を処方する“ニケ先生”には何か秘密があるようで――? 猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
288
4話短編。前回、徐々に妖しさを増していったニケ先生と看護師の千歳さん。どんな正体を現すのかと思ったのですけれども。対応はあれですが、正気を取り戻したオープニングでした。しかし3,4話目がね。まぁ正体についてはあからさまではあるのです。なので会話にあるフレーズも楽しいですね。でも核心は敢えて触れずで。まだまだ引っ張られますねー。矢張りナイス台詞賞は引き籠りの孫が夜型になってしまってと言う里中さんに対して言う「夜型でええやないですか。夜のほうが楽しいですからね。静かやし、狩りもしやすいし」ですかね。2025/05/17
ミュポトワ@猫mode
261
猫を処方いたします。続編。前編を買った時に間違えて買っちゃったかと不安視しながら、実は続編も一緒に買ってたっていうね笑 不安視するなら続編買うなよって思うんだけど、買ったんだよね笑 つまらない本じゃなくて良かったわ、まったく笑 っで、ハートフルストーリーってこういうことかと。心温まる話で良かった。泣きはしないけど。こういう本はあまり読まないけど、たまには良いよね♪猫も良かった。また猫の話を読みます♪つか、もう読んでる笑2024/01/16
ひさか
186
2023年11月PHP文芸文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。4つの連作短編。タイトルが気になっていましたが、ホントに猫を処方するお話で驚いています。猫が効くというのが面白いですが、アニマルセラピーも確立されているように思いますし、十分にありそうな処方です。1作目を飛ばしてしまいましたが、まぁいいかな。2024/02/14
ちゃあぼう
163
前作同様に悩める人が偶然的に訪れる病院にて猫を処方してもらい、悩める気持ちが改善する、ほっこりするストーリーである。今回は前作でニケ先生と千歳さんの正体がなんとなく、ほのめかされていたが、今回は二人の秘密が、割合はっきりと描かれていた。この作品の主人公はニケ先生と友弥の二人になるのかな?ニケ先生にはもう少し頑張ってもらって、まだまだこのほっこりする作品の続きが読みたいです。2023/12/30
Karl Heintz Schneider
154
「そやけど念のためにちょっと猫であっためときましょうか。」ひょうひょうとしたニケ医師とクールな看護師・千歳の絶妙なコンビっぷりは相変わらず。今回も色々な人が悩みを持って病院を訪れるけれど猫を介して周りの人たちと会話が生まれいつの間にか症状が改善しているのは前作と一緒。「服用方法は、吸うなり撫でるなりお好みでどうぞ。そういうても、猫任せで人間任せにはなりませんけどね。」「猫任せ」(笑)う~ん言いえて妙。「あなたが大事にしたら、それはただの猫じゃなくなる。つらい時つらくなりそうな時は我慢することありません。」2024/06/19
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