イラストでよくわかる! 音読指導の新常識

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イラストでよくわかる! 音読指導の新常識

  • 著者名:土居正博
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 学陽書房(2023/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784313654914

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内容説明

音読は、学校教育においてずっと行われてきました。
特に小学校では毎日宿題にされているところも多いと思います。
しかし、「音読の方法や意義」をきちんと子どもに伝えている教師の方はどれくらいいるでしょうか?

本書を読むと、音読指導に関するあらゆることを知ることができます。

・音読指導の意義
・子ども達がやる気を出す音読指導の方法
・音読を通して子ども達を育てる方法
・具体的な音読指導の技術
・明日からできる音読活動の方法
・音読から黙読へと移行していく指導の方法
・音読を基盤としながら朗読を指導する方法
 これらを、わかりやすい平易な言葉で、なおかつイラストとともに紹介しています

目次

第1章 なぜ今、「音読指導」なのか?
1 音読指導を始めたら、子どもたちが激変!
2 音読は子どもが達成感を得やすい
3 音読指導を通して育てたい力とは?
4 音読指導のねらいを「階層化」すべし

第2章 〇×でわかる! 音読指導の新常識
▼考え方
1 音読指導を通して子どもを育てる
2 教科書だけでも十分音読力が育てられる
3 子ども達の声で音読三原則を「具体化」する
4 本来、子どもは音読が好き
5 発達段階に応じた音読指導をする
6 音読は学校で教師が指導しなくてはならない
7 音読指導は根性論ではない
8 「なぜそうすべきなのか」を知的に理解させる
9 黙読へのスムーズな移行も視野に入れた音読指導を
10 音読を通じて読解指導もできる
▼具体的な指導
11 範読をしてお手本を見せるべし
12 いきなり朗読は求めなくてよい
13 スラスラ読み上げる力を伸ばす音読指導を!
14 早すぎるかな? と感じるくらいで読ませる
15 いい加減に区切って読ませない
16 「ひらがなの読み間違い」を問題視する
17 説明文こそ音読指導に力を入れるべき
18 読解にばかり時間を割かない
19 具体的数値を示して指導する
20 高低の指導をすべき
▼評価
21 音読カードの評価より教師の評価
22 声を出そうとしているかどうかで評価する
23 音読のテストをする
24 音読指導を通じて学級をつくる



第3章 これだけはおさえたい音読指導 基礎編―音読3原則
1 音読指導はまず「範読」から
2 追い読みでやってみさせる
3 「マル読み」で一人ひとりの読みを聞く
▼音読三原則の指導
4 音読三原則とは?
5 三原則の指導の順序
6 ハキハキの指導(1) 年度初めに力を入れる
7 ハキハキの指導(2) バッサリ切る
8 ハキハキの指導(3) 具体的に指導する
9 ハキハキの指導(4) 教師が示す
10 スラスラの指導(1) 意識を変える
11 スラスラの指導(2) 追い読み
12 スラスラの指導(3) 具体的数値を示す
13 スラスラの指導(4) 区切り
14 正しくの指導(1) 読み間違い
15 正しくの指導(2) 読みの訂正
16 正しくの指導(3) 区切り
17 正しくの指導(4) 高低
18 個別評価(1) 授業中の指導
19 個別評価(2) 音読テスト
20 個別指導

第4章 さらに力を伸ばす音読指導 発展編―暗唱、黙読、朗読
1 音読三原則を離れる「条件」
2 三原則を離れる「意義」と「選択肢」
3 暗唱指導(1) 暗唱とは?
4 暗唱指導(2) 無理なく、やる気のある子が取り組む
5 暗唱指導(3) さらに上のレベルを設定する
6 黙読指導(1) 黙読とは?
7 黙読指導(2) 読むスピードを高め声を小さくしていく
8 黙読指導(3) 時には全体に、時には個別に
9 「意味句読み」の指導(1) 意味句読みとは?
10 「意味句読み」の指導(2) 導入は説明的文章で
11 「意味句読み」の指導(3) 文学的文章にも派生させていく
12 「朗読」の指導(1) 朗読とは?
13 「朗読」の指導(2) 文を指定し、どのように読むか考えさせる
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

家主

3
63C ほとんど音読指導法の内容と同じ。ICTの内容は前はなかったか。句読点をあえてスルーしたり、句読点のないところで区切ったりする意味句読み。以前はやってみようと思えなかったけど、今の子たちならできるかも。超高速読み〜微音読〜黙読の指導もやってみたい。これを読んで自分が思いついたのは、朝の会でのパーフェクト音読チャレンジ。宿題で出している音読課題の出しっぱなしを防ぐ。読む速さは1分で300文字。単元の音読目標を今年は作ってなかったけど、最後の単元は作って、音読に力入れて取り組んでみようかな。2023/11/25

0
ハキハキ、すらすら、正しく。音読できることが文意を捉えられることにつながるのだろう。時間をつくって指導していかなければ。2024/03/04

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