内容説明
シリーズ完結。Can you …? は Would you …? より丁寧な依頼表現か? will と be going to の違いは? 著者の一人がハーバード大学で教鞭をとるようになったエピソードも。
目次
第1章 未来事象を表わす4つの表現
―特に、will と be going to の違いはどこから来るか?ー
コラム① ファーストネームとその短縮形(愛称)
第2章 Will you …? は指示・命令表現か?
第3章 Can you …? は Would you …? より丁寧な依頼表現か?
コラム② 渡米前―偶然が生んだ2つの出来事―
コラム③ 渡米後―言語自動処理システム―
第4章 Used to と would はどこが違うのか?
第5章 Can, may, must の不思議―肯定文と疑問文での不適格性―
コラム④ 無生物主語構文
第6章 *I could catch the bus yesterday. は不適格、
I could see the moon last night. は適格なのはなぜか?
第7章 Be 動詞は本動詞か、助動詞か?
コラム⑤ ボストンの大学教授三人の引退後
補章 John hid the book behind himself. と
John hid the book behind him. はどこが違うのか?
コラム⑥ 絵画名詞句内の再帰代名詞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
6
2022年1月初版。去年頭から読み始めた「謎解きの英文法」シリーズもいよいよ最終巻。読んでしまうと一抹の寂しさが残る。英検1級合格やTOEIC満点取得より本シリーズを正確に理解する方が難解。1冊ならまだしも全11巻読み終える間に忘却曲線を抗わなけれならない。本著の良さは巷間の英文法辞典や学術論文の文法説明を検証している点。例えば、本著では will と be going to の違いを分かりやすく明示。シリーズでは I'm loving it 等、色々と勉強になった。時折読み返す必要有り。でも、やるかな。2022/06/26
Kentaeigo
0
すごい。なんでこんなに解き明かすんだろうっていうくらい説明してくれました。統語環境を改めて意識させてくれるような本でした。2022/07/01