日本語教師のためのアクティブ・ラーニング

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日本語教師のためのアクティブ・ラーニング

  • 著者名:横溝紳一郎/山田智久
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • くろしお出版(2023/10発売)
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  • ISBN:9784874248027

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内容説明

学習者の「主体的・対話的で深い学び」を引き出すために、授業をどうデザインすればよいのか。既存の授業を見直すヒント、ICTの活用方法など、教師の自己成長を促すための具体的な手法が満載。新たな授業改善にチャレンジしよう。

目次

1 アクティブ・ラーニングとは何か?
 A アクティブ・ラーニングの定義
 B アクティブ・ラーニングが登場してきた社会的背景
 C これからの社会に求められる資質・能力
 D アクティブ・ラーニングに期待されているもの
 E 日本語教育にアクティブ・ラーニングは必要なのか

2 アクティブ・ラーニングの特徴
 A 「学び」とは何か?
 B アクティブ・ラーニングの三つの視点
 C 学習の能動性
 D アクティブ・ラーニングに対する疑問
 E アクティブ・ラーニングを引き出す授業
 F アクティブ・ラーニングと授業規律
 G アクティブ・ラーニングを引き出す授業と3要素(主体的・対話的で深い)の関係
   コラム① 時間の制約がある場合の授業設計

3 アクティブ・ラーニングを実現するための視点
 A 先行研究から見る授業改善の「視点」
 B 本書における授業改善の「視点」
   コラム② 学校の方針や現行のカリキュラムとどう調整するのか?

4 アクティブ・ラーニングの視点での授業改善―既存の授業を変える―
 A 導入
 B 文法説明
   コラム③ バックワード・デザイン(逆向き設計)
 C 文法練習活動
   コラム④ Can-Doリスト
 D スピーキングの指導
   コラム⑤ パフォーマンス評価とルーブリック
 E ライティングの指導
 F リーディングの指導
 G リスニングの指導
   コラム⑥ グループ学習と協同学習

5 アクティブ・ラーニングの視点での授業改善―ICTで教室を変える―
 A テクノロジーと教室
 B オンライン学習のさまざまな形態
 C オンラインストレージで教材を共有しよう―Dropbox―
 D オンラインでのディスカッションの場を作ろう―lino―
   コラム⑦ 最強のパスワード
 E メールを使わないで授業報告をしよう―slack―
 F オンラインで授業記録を共有しよう―Googleスプレッドシート―
 G オンライン練習問題を作ろう① ―Googleフォーム[基礎編]―
 H オンライン練習問題を作ろう② ―Googleフォーム[動画編]―
 I オンライン動画を日本語の授業に活用しよう―JMOOC―
 J 発表をオンラインで共有しよう―発表動画をYouTubeに―
 K 反転学習教材の作り方―授業動画をYouTubeに―
   コラム⑧ 学習者のふり返りを支援するには?(その1)
 L 発表の文字起こしの負担を減らそう―oTranscribe―
 M インタラクティブなコミュニケーションを促進しよう―sli.do―
 N オンラインアンケートを作ろう―SurveyMonkey―
 O オンラインでリアルタイムに授業をしよう―Zoom―
   コラム⑨ AIは教師の仕事を奪うのか?

6 日本語教育におけるアクティブ・ラーニングの可能性
 A 日本語教師としてできること・すべきこと・やってはいけないこと
 B アクティブ・ラーニングを引き出す授業による学習者の変容
   コラム⑩ 学習者のふり返りを支援するには?(その2)
 C アクティブ・ラーニングを引き出す授業による教師の変容

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Carol

1
どうしたら学習者主体の授業を展開できるか、考え方と方法の両方を紹介してくれている本。参考になりました。2019/07/01

村上吉文

1
一部に文型シラバスを前提にした練習などがあり、 全ての日本語教師 に全てのページが役に立つというわけではありませんが、 そもそもアクティブラーニングは何かというところか知りたい人には非常に役に立つと思います。 この本の1/3は ICT について書かれており、 その方面に詳しくない人にお役に立つでしょう。 詳しい情報はこちらにまとめてあります。 https://togetter.com/li/13667512019/06/11

ena

0
日本語教師が明日にでも現実的に取り入れられそうなTIPSが満載。正直アクティブ…?って感じがするところもあったけれども、実現できるかを優先させたのだと思う。少しずつ取り入れ、周りの反感を買わずに少しずつ変えていくのが大事なのだろう。ここから日本語教育が変わって行くのだろう。ICTに関しても、色々と紹介されている。今後も新しいツールが生まれ、情報が更新されていくんだろうと思う。【コメントに続く】2019/06/22

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