集英社インターナショナル<br> 未来を語る人(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
未来を語る人(インターナショナル新書)

  • ISBN:9784797681277

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内容説明

これから世界はどうなる? 地球温暖化、パンデミック、国際紛争、そして格差拡大……。世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義で解決できるのか。人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。世界の知性を代表するジャレド・ダイアモンドをはじめ、ブランコ・ミラノヴィッチ、ケイト・レイワース、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、いま最も注目される学者8人に、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本の進むべき道について訊いた。

目次

第1章 ジャレド・ダイアモンド「いま人類が直面する、最大の危機」
第2章 ブランコ・ミラノヴィッチ「二つの資本主義が世界を覆う」
第3章 ケイト・レイワース「世界中の人をドーナツの中に入れる」
第4章 トーマス・セドラチェク「倫理と経済、どちらが先か?」
第5章 レベッカ・ヘンダーソン「資本主義を再構築する」
第6章 ミノーシュ・シャフィク「社会契約をつくり直す」
第7章 アンドリュー・マカフィー「資本主義は『脱物質化』する」
第8章 ジェイソン・W・ムーア「生命の網のなかの資本主義」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬鹿

8
単純に今の経済システムのまま進めて良いと多くの人が思ってない。経済成長と環境問題の兼ね合いもある。ただ、色んな問題をシステムのせいにするのは違うように思う。各個人の思想の問題だ。文化をどのように変化させるか、教育が大切なのかなと感じた。2023/09/07

ダージリン

3
多くの論客へのインタビュー。過剰な格差の解消、公正さ、持続可能性などがやはり重要であるとの思いを新たにする。どうしてもインタビューでは深みに欠ける部分はあるが、問題意識がどこにあるのかという点は垣間見ることができる。語り手たちの著作を読んでみようと思う。2023/12/31

志村真幸

1
 資本主義の限界、中国的な独裁の実態、環境問題、地球資源に限りはあるのか、ポピュリズムの危険性など、いままさに人類が直面している問題について、深い洞察をもって語っている。  それぞれの描く未来が重なり合い、また微妙に異なっているのがおもしろい。  日本の政治体制、女性の社会参画、コロナ対策などについても質問し、語ってもらっている。彼ら彼女らの目に映る日本の姿は斬新だ。  それぞれの語り手の著作も読んでみたくなるインタビュー集だった。 2023/08/09

ぞろElwood

0
★★★

和泉花

0
これもジャレド・ダイアモンドさん目当てで読んだ。最後の人のが1番難しかった2023/10/17

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