内容説明
清盛には風変わりな弟がいた――
壇ノ浦の後も生き延びたその数奇な生涯とは。
木曾義仲により、京を追われ西へと落ちた平家一門。その冬、清盛の弟・頼盛の姿は鎌倉にあった。
一時は兄を継ぐ棟梁と期待された弟が、なぜ一門を離れたのか。頼盛と、兄が流罪とした宿敵・源頼朝を結ぶものとは?
急変期における英雄の生き様と、無常を記す幻想の歴史小説。
祇王と仏、二人の白拍子の奇縁を描く書下ろし短編「ほとけも昔は鬼なりき」収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
41
平清盛の弟である頼盛を主人公にした歴史小説。自分の知らない平安時代を見ることができました。2024/02/15
金吾
19
平頼盛が主人公ということで読む前に期待値が大分高くなりすぎました。頼盛からみた源平という視点は面白かったです。ただ話全般としてあっさりしすぎたように感じました。2024/06/19
coldsurgeon
5
平清盛の異母弟・頼盛を主人公に、平安時代末期の源平争乱時代を描いた物語。頼盛は、才があるのにやる気がない男であった。外面は、人の心中に疎い忖度がないのに、実は人の心の動きがなんとなく感じられてしまう。平家滅亡後も生き延びてしまうのだが、世の中の無常を感じつつ、清盛を太陽とすれば同じ空に月として存在したいと願う不思議さ。歴史は、様々な視点から見ることにより、理解が深まるような気がする。2023/12/03
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