出版社内容情報
絵画における・近代・は、通常、印象派とともに始まる、といわれる。しかし、印象派の・革命・をもたらした要因がロマン主義の運動にあるとすれば、広い意味でのロマン主義に始まる大きな歴史の流れの中で、近代絵画は理解される必要がある。このような立場から十九世紀前半から第二次大戦にいたるおよそ一五〇年間の西欧絵画を概観した、読める通史である。本巻は近代絵画の先駆者ゴヤからボナールに代表されるナビ派まで。
内容説明
絵画における近代は、印象派とともに始まる、といわれる。しかし、印象派の「革命」をもたらした要因がロマン主義の運動にあるとすれば、広い意味でのロマン主義に始まる大きな歴史の流れの中で近代絵画は理解される必要がある。十九世紀前半から第二次世界大戦にいたるおよそ一五〇年間の西洋絵画を概観。上巻は近代絵画の先駆者ゴヤから、ボナールに代表されるナビ派までを描く。名著をカラーで刷新。
目次
第1章 近代絵画の始まり
第2章 ロマン派の風景画
第3章 新古典主義とロマン主義
第4章 写実主義の擡頭
第5章 近代性の追求
第6章 印象派の登場
第7章 印象派の画家たち
第8章 印象主義の超克
第9章 新印象派
第10章 象徴主義と綜合主義
第11章 ゴッホの時代
第12章 モンマルトルの画家たちとナビ派
著者等紹介
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932(昭和7)年、刷京に生まれる。53年、東京大学教養学科卒、同大学大学院で美術史専攻。54‐59年、パリ大学附属美術研究所で近代美術史を専攻。国立西洋美術館主任研究官、文部技官、東京大学教授、国立西洋美術館館長を経て、現在、大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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