内容説明
「インテリア」というと、家具の選び方であったり、モダン調・ヴィンテージ調といったテイストのことだと理解されることが多い。けれど実際は私たちの生活とインテリアは切っても切り離せないものであり、普段何気なく暮らしている身の回りのすべてがインテリアだといっても過言ではない。
「家づくり」が専門化されることでブラックボックス化されてしまった現代において、「建築」という専門領域と「生活」をつなぐ大気圏としてのインテリア=「超インテリア」という概念のもとに、日本の生活空間、そして都市の姿を新たに提案する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
qoop
4
いわゆる〈インテリア〉の領域を住環境と重ね合わせて高度に専門化された生活圏のあり方を見直し、カスタマイズの余地を広げて暮らし方を見直す提言の書。東日本大震災以降、インフラや住宅に対してモヤモヤした思いを拭えずにいるが、一歩先へ進めそうな読後感。2023/11/18
takao
2
ふむ2024/06/16
ぴよぴよーーーーー
1
建築・インテリアは利用者の目的に沿った「ソフト」であるべきで、素材や技術含め変化するもの。最初は難しい印象だったが、総論→各論→総論の順を踏んでいるため読み終えてより具体性が明らかとなった。再読予定。2024/01/25
お抹茶
0
プライベート性をもちつつも特定の空間や場所に制約されない,インテリアを拡張したような環境像を超インテリアとして,生活と社会との関係性を豊かに再構築していくための方法論とする。建築家ならではの,表層にとらわれない思索。ノスタルジーを喚起するものは過去そのものではなく,「現在に内在し,現在を構成している過去」であり,過去そのものを断片として保存しても,建築の大気圏がないため,ノスタルジーは発現しない。その例が,復元された東京駅舎。建材製品の寿命は作為的に意識から隠され,経年変化を当然と思えなくなると批評する。2024/01/25
yama
0
建築のトレンドがざっくり掴めた気がする。2024/01/18
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