光文社文庫<br> 烈風の港

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光文社文庫
烈風の港

  • 著者名:石川渓月
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2015/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334769390

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内容説明

港町で居酒屋を営む蔵田悟郎は元高校教師。15年前、蔵田は教え子を守るため、あやまって人を殺した。出所後は、ひっそりと息をつめるように暮らす日々だ。そんな彼を今も慕う教え子二人が、相次いで非業の死を遂げた。近海に眠るメタンハイドレートの利権に群がる悪党どもの仕業なのか!? 蔵田の中の侠気がついに目覚める! 心震わせる熱きハードボイルド。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

3
元高校教師の蔵田は、出所後に港町で居酒屋を営んでいた。ところが、教え子が次々に変死、義憤に駆られて黒幕を調べる蔵田も襲われる。肚をくくった蔵田は暴力を辞さず、利権に群がる悪人どもと対決する。政治家、土建会社、ヤクザ、中国マフィア、小狡い黒幕、主人公を慕う女、キャストも展開も王道のハードボイルドだけれど、国策をめぐる背景に現実味を感じてしまう。巨大防潮堤、カジノ解禁、そしてアベノマスク、不自然な政策の裏には、事件にならない利権が潜んでいるのだろうな。肚を据えた津村老もかっこいいねぇ。 (★★★☆☆)2020/05/16

アジャ

1
この作家さん二作目ですが、波長が合います。登場の女性がみんな素敵です。最近の つまらないテレビサスペンスの解消にどうでしょうか。2019/02/04

悠遠

1
新しい作家さんの開拓と思って購入。うーん、ハードボイルドは嫌いじゃないし、この手の展開は嫌いじゃないんだけど、くどく感じる。中頃からくどさが半端なくて、途中、読み飛ばしで読んでいったほど。たぶん、文章が合わなかったんだなーと思うことにする。2016/09/07

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