内容説明
グローバル化という急激な社会変動のなか,わたしたちはいかに社会を理解し,生きていけばよいのか。移民をめぐる身近な話題から出発し,流布されがちな「神話」を客観的な事実やデータによってとらえ直す。国際社会学の基礎的な用語や理論も学べる超入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イシュア
1
わかりやすい入門書だった。昨今の情勢を鑑みればもっと読まれて良い本だと思う。2025/07/23
今日子
1
社会学の本はともすれば専門用語だらけになりがちだが、超入門の名にふさわしくできるだけ噛み砕いて分かりやすく書かれている。これから国際社会学の分野に足を踏み入れようとする初学者にとっては、どういうことが国際社会の研究範囲になるのかイメージを掴むことができるだろう。個人的には投資移民の例として出されたマルタの政策などが面白かった。2024/04/07
とろろ
0
グローバル化の光だけでなく闇も見て、その闇への対処をしなければならないのだとわかった。2024/06/22